Yahoo! JAPAN、欧州からの接続遮断へ 「法令順守の対応コスト面からサービス継続不能」
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圧倒的な人気を誇るサービスだけに、ガラパゴス化した先が気になります。今回はコストパフォーマンスの観点とのことですが、5年後、10年後に国内だけでやりきれる、残れるサービスになっているのか、否か。個人的にはYahooはほぼ使っていないですが、利用者は多いので今後が気になりますね。
注目のコメント
あいたたたたたたた。
個人的にはYahoo!ニュースが遮断されると痛いですかねぇ。日本最大のニュースアグリゲーションサービスであるYahoo!ニュース掲載の記事にアクセス出来なくなると日本のニュースを追うのに普通に不便です。
欧州圏からのアクセス遮断は日本だとTechCrunch Japanが行っていて(問答無用で英語版トップに飛ばされる)、また米国の地方の報道メディアでもアクセス出来ない事はままあります。
しかしYahoo!ニュースのような全国規模の総合ニュースサイトにbanされる経験はちょっと無いです。対応コストの問題はあるとは言え海外への情報発信という面でも日本を代表するインターネット企業がこれで良いのかという想いは正直強くあります。
「「2022年4月6日 (水)以降もご利用可能なサービス」に記載のサービスを除き」にどこまでが含まれるのか要動向観察です。これは思い切っているが、いい意思決定だと思う。
ヤフージャパンは、契約なども含めてサービス展開が日本を対象としたものに限定されている(多分今も)ので、グローバルサービスにしていく選択肢がない。グローバルに広げていきたい・広げていける余地があればこういう意思決定にならなそうだが、広げられないならわずかな欧州ユーザーのためにEUの厳しい規制コストはペイしないという判断だろう。先日、オーストリアデータ保護監督機関は、Google AnalyticsがGDPR違反であるとの決定を下しました。GoogleAnalytics関係のクッキーを経由する米国への情報移転について、移転された情報に対する米国政府のアクセス権限の行使が、GDPRが求める欧州と同等のデータ保護基準を満たしていないというのが理由でした。他の欧州データ保護監督機関もこの決定に注目し、欧米のアドテク業界では警戒感が広がっています。
これはYahoo!JAPANと直接関係ない話かもしれませんが、クッキーその他のウェブ上の追跡手段について、欧州データ保護監督機関の取締は厳格化しています。クッキーについても、設置しているウェブサイトの運営者自身が、そこから得られるデータだけでなく、クッキーの運用についてももはや管理しきれなくなっているのが現状です。このたびの接続遮断は、クッキーを多用するサイトへの欧州からの接速を維持することのメリットとリスクを衡量した結果だといえるでしょう。