「27年までに台湾武力統一」 中国、米上回る軍事力
日本経済新聞
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注目のコメント
中国の有識者がコメントする場合は、共産党の意向を受けている、あるいは、最低限、共産党の怒りに触れない内容になっていると考えられます。中国が殊更に軍事力を強調するのは、台湾や台湾を支持しようとする日本・米国を威嚇するためでしょう。
中国が台湾武力統一するかどうかは、米国が軍事介入するかどうかにかかっています。たとえ、西太平洋において中国の軍事力が米国のそれを上回ったとしても、中国は米国との戦争には勝利できません。
中国が米国の軍事介入を抑止するためには、通常兵力による米国本土攻撃能力が必要と考えていますが、2027年までに中国が通常兵力を持って米国本土を攻撃する能力を完成することはできません。
一方で、抑止には、相手が攻撃できないと認識することが重要です。中国が自らの軍事力が米国のそれを上回るとするのは、米国にそう認識してもらいたいからでもあります。これは大いにあり得るな… 今のロシア、ウクライナの対応をみていても米国がどこまでやれるかは不安しかない… そのタイミングでロシアや中東からも火種が上がるともはや対応不可能…