東京で新たに1万1751人感染 病床使用率は49.2%
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注目のコメント
新規感染者の爆発的増加は外来の逼迫と社会問題を起こしています。感染しても症状は軽いという事実があったので、うまく社会をコントロールすれば経済活動との両立は可能なはずですが、ここまで、年末、年始、成人式などのイベントを行うなどの際の対策をほとんど行わなわず大勢が集まって飲酒を伴う機会を制限できなかったことから、急激な増加が止められなかったことについては残念です。
病床使用率が緊急事態宣言の基準として注目されていますが、新規感染者数の指標から1~2週間ほど遅れて現れるものと思いますので、今後少なくとも2週間ほどは増加し続けると思います(死亡者数はさらに遅れて現れます)。おそらく先週の新規感染者数はピークに近い数字であり、したがってオミクロン株の病床増加を抑制するという意味ではこのタイミングでの緊急事態宣言の発出はあまり意味を持たないように思います。喫緊の外来逼迫(新規患者数の増加)を少しだけ抑えるための対策にはなると思いますが、強力な施策であるならごく短期間に限定しないと、今度は逆の方向で意味を失うと思います。
現状、エッセンシャルワーカーの方々への仕事復帰を5日まで短縮するといった基準が出され、医療機関等では回復後即座に仕事に戻させていると思います。このような「強力な負担を一部の方に負わせて社会を維持させようとする中での協力という位置付け」との説明であれば違和感はありません。
一方で、オミクロン株の特性を読めばわかるように、気を付けていても起こる偶発性も避けられないという考え方から、「感染者・濃厚接触者の内社会に配慮しながらおとなしく行動する方」への隔離期間の外国並み短縮、「海外からの新規入国者の内留学生と就労者」への強い制限の解除、ごく少人数での純粋な目的としての食事への強力な制限は合わせて検討が必要ではないでしょうか。
振り返れば、その時点で感染者がいないと、今後このようになるということがわかっていながらも集団は動けないという実態を傍観していた1か月半だったと思います。この種の問題は、経営意思決定のバイアスとして存在することも知られています。国基準の重症者数は、発表PDF資料が数日で消えるので、メモとしてコメントに記録しています。
ここ数日、国基準重症者数は恐らく増減拮抗していますね。
→増減数知りたいです
少なくとも、今日は国基準重病床使用率が下がっています。
これは朗報かと。
1月31日514人→使用率35%
1月30日552人→使用率37.6%
1月29日539人
1月28日540人
1月27日510人
1月26日492人
1月25日467人
1月24日437人
1月23日419人
1月22日409人
1月21日398人
1月20日355人
1月19日313人
1月18日→もう消えています→数日拾うのを失念
1月17日268人です。
1月16日256人
15日247人
14日は228人
1月5日時点では70人、13日は208人。
重症者は年齢層で見たいですが、この国基準と連動しているものがありません。
以下は参考ですが、重症者は圧倒的に男性、特に50代以上で増えます。女性は何故か70代以下は少ないです。
https://covid19.mhlw.go.jp/