藤井竜王が3連勝、史上最年少5冠に王手 王将戦第3局
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注目のコメント
3連勝しちゃいましたか。
昔の王将戦なら、次の一局は、藤井竜王が自分の戦力の駒(香車)を一枚減らすハンデ戦となりました。
相手は格下扱いされるわけですから、屈辱的です。
この王将戦の制度は変わりましたが、3連敗したことは、渡辺名人にとっては、やはり屈辱的でしょう。
以下は、昔の王将戦のコメントの再掲です。
異次元の強さ。
ちなみに、昔の王将戦のシステムなら、次の一局に勝って3連勝すれば、藤井四冠が渡辺名人に、「名人に香車を引く」事態になります。
「香車を引く」というのは、ハンデ戦の一種で、強者が自分の戦力の駒(香車)を減じて、弱者との棋力の差を埋めるものです。
昔の王将戦では、勝敗差が3になれば、次の一局は、強者が「香車を引く」ことになるシステムでした。
もちろん、ハンデをつけられる方にとっては屈辱的。それが、名人となれば、なおさらのこと。
渡辺名人の巻き返しに期待します。
※「名人に香車を引くまでは家に帰らない」(文言は諸説あり)と物差の裏に書いて家出した少年が、王将戦でそれを現実にしました。それが後の升田名人です。
日本将棋連盟ホームページ「名人に香車を引く」王将戦の創設時に升田は
https://www-shogi-or-jp.cdn.ampproject.org/v/s/www.shogi.or.jp/amp/column/2019/01/post_481.html?amp_js_v=a6&_gsa=1&usqp=mq331AQKKAFQArABIIACAw%3D%3D#aoh=16429309544202&referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.com&_tf=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%3A%20%251%24s&share=https%3A%2F%2Fwww.shogi.or.jp%2Fcolumn%2F2019%2F01%2Fpost_481.html王将戦第3局は終盤入口まで形勢が伯仲。そこで渡辺名人が指した△73角が緩手のようで藤井竜王が効率的な(驚異的な)攻めを見せた。感想戦も楽しく、かつ見てて研鑽を積める。将棋という難解な「謎」を両者で解いていこうとする姿勢にも感服。
終盤まで若干渡辺王将が優勢の判断でしたが、ちょっと目を離したすきに逆転していました。
藤井竜王に勝つには最後まで気が抜けず、一手でも間違ったら終わりという相当過酷な戦いになる印象です。すごい。