[メルボルン 28日 ロイター] - テニスの四大大会初戦、全豪オープンの男子シングルス準決勝で敗退したマテオ・ベレッティーニ(イタリア)が、試合後のロッカールームでラファエル・ナダル(スペイン)と会話を交わしたと明かした。

第7シードで出場していたベレッティーニは28日の準決勝で四大大会最多タイ20勝を誇るナダルと対戦し、セットカウント1─3で敗れた。

自身にとって、ナダルはインスピレーションを与えてくれる存在だと考えるというベレッティーニ。試合後、ネット越しに耳元でナダルにささやいたことについて「初めて会ったときから、ラファ(ナダル)とは素晴らしい関係を築いてきた。だから彼に、幸運を祈るということと、ここまでやってきたことに本当に感動したと伝えたかった」とコメント。

また、「ロッカールームでも話をした。彼は私に、いい試合をしてきたと褒めてくれたし、私も彼にもう一度『ブラボー』と伝えた。そのような会話が彼とできたことは、私にとって本当に素晴らしいこと。なぜなら、今も彼から学んでいるから」と続けた。