【秘話】インドで動物病院を広げる、日本人起業家がいる
- 高校時代は「140km左腕」
- PECOの事業をMBO
- 投資家は「一部上場の役員」
- シン前首相の獣医に出会う
- 「お金があるから」は危険な発想
- 3カ国で動物病院を経営
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インドは、中間層の増大にともなって、これまで富裕層に限られていたビジネスの市場が急拡大していくと見られています。
たとえば、音楽教室です。ヤマハは、インドで音楽教室を展開するとともに、現地に楽器工場を新設しました。
美術や体操などもそうですが、教育にかかわる市場は、インドの成長が持続すれば、広がり続けるでしょう。
ヤマハやKumonがかつて中国で成し遂げた成功を、インドでも目論むのは、当然出てくる発想です。
ただし、インドは中国と違って、政府が教育をそこまで広い層に普及させているとはいいがたいところがあります。したがって、中国ほどには中間層は増大しにくいでしょう。
コロナ禍によてGDPがマイナス7%になった2020年は、中間層が4割減ったといわれています。今も第3波の真っただ中にあります。
人間相手の医者は、診療価格も含めて様々な規制があり、中小の外資が参入するのは簡単ではありません。インド政府の医師資格試験にも合格しなければなりません。国家医療保険制度の適用についての手続きもあります。
ペット相手の医者は、あまり想定されておらず、規制が緩やかで、比較的参入しやすいといえます。
インド中間層、昨年4割減 コロナ影響 モディ氏支持率に影
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70598690R00C21A4FF2000/?unlock=1
昨年、長女が卵から烏骨鶏を孵化させてリビングで共存しています。
トイレという概念もなく、本能のまま生きていますのでそこらじゅうにフンを撒き散らします。
妻も、3人の姉妹も学校に行こうと思ったら踏んでしまって。。。みたいな日常で完全にいろんな弊害を生んでいるにも関わらず
長女がめちゃ愛情を注いでいることもあって、だんだんとそれが家族に感染して、今では皆ふつうに烏骨鶏に話しかけ、かわいいねと褒め
フンを拭いて、先日初めて卵を産んだときは大騒ぎ。
畑で10年以上烏骨鶏を飼ってきた私としてはなんのこっチャイです。
ちなみに昨晩の夕食は焼き鳥でしたけどw
しかしこういうのを見ていると「一体家族とはなんなのか?」と結構真面目に考えてしまいます。
基本的には血のつながった家族もそうでなくても人間でなくとも「家族ごっこ」を繰り広げ
それが本当だとか演技だとかを超えて、なんとなく安心できる居場所を作って寝食を共にする。それはそれなんだなと。
でも一方でその感覚を他の人の飼い方や、野生動物の扱いにまで混同させてアニマルウェルフェアを語り、感情的になってしまう人が増えるのは厄介です。
あくまでも家族ごっこはごっこ。それはそれで尊いですが、線引きしないと社会の範囲があやふやになるなと思います。
というわけで家畜として烏骨鶏を飼いながら、一方で烏骨鶏と家族ごっこを楽しんでいる私の実感でした。
ちなみにお金はほとんどかかりません。
インドやシンガポール、日本で動物病院を手掛けるA’ALDA PTE. LTd,. の創業者、奥田昌道氏のインタビュー。
奥田氏がペットビジネスに参画した理由、インドでの奮闘劇など今までの激動の歩みを語っていただきました。
奥田氏自身、愛犬でんとの出会いや、シェルターでの活動、現在も10頭の動物と暮らしていることから、取材しながら動物への思いを人一倍に感じました。
経営者と飼い主の視点の両方を保ち続けることは大変だと思います。しかし、奥田氏の起業理由やリアルな病院にこだわる理由を知ると、人と動物が幸せに暮らせる社会の実現を目指す姿勢を窺うことができると思います。
動物にまつわる課題は多くあります。しかし、それらを今までの知見やデータの蓄積、技術によって解決していくことができるのではないかと、新たな可能性を感じた取材でした。
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