新生銀子会社に改善命令 金融庁、資産運用不適切
産経ニュース
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今月21日に証券取引等監査委員会が、検査結果に基づく勧告を行なっていたものです。
中味を見ると、驚くことに平成24年に業務改善命令を受けており、その後の再発防止策の状況を今回検査で見たところまたしても不適切であったとこと。これではガバナンス上重大な欠陥があると思われても仕方ないですね。
当然ながらSBIのTOBをめぐる騒動の時はすでに今回の件はわかっていただろうから、金融庁は新生銀グループのこうしたガバナンス体制を問題視したのでしょうか。
ちなみに記事中の「同社は投資対象とするファンドの具体的な融資先を十分に調べなかったり、」の箇所はわかりにくいですが、欧米ではリスクアセットの問題から銀行以外にも中小企業に融資する企業があり、安定的な金利収入が得られることから、こうした融資会社向けに投資を行うファンドがあります。ただ新生インベスマネジメントは、その融資先の中味がどんなところかわからないまま投資をしてたようです。