首相、濃厚接触者の待機期間短縮を表明 「一般は7日間に」
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感染拡大防止と社会経済活動の維持のバランスにおいて、両立という言葉とは裏腹に、ともすれば前者だけに流れてきたこれまでの方針を転換し、これからは後者を重視するのだ、という強い意志が示されたと理解しました。評価したいと思います。
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つい先日『継続的に検討する姿勢を大事にしたい』と仰られていて狐につままれた気持ちになっていたので、思いのほか早く短縮されてホッとしました。
今後、こういう状況になったらこのように緩和していく予定、といった見通しを、もちろんそれが変更となる可能性を加味した上で、情報をだしていくと、国民の不安も緩和されるのではと思います。
先々の見通しが立たないとヒトは不安になりますし、急な変更にヒトは苛立ったりしますので。
少なくとも３回目接種が進んだ場合の想定はされておいてほしいです。それが３回目接種へのモチベーションにもなるかもしれません。
ちなみに米国は、濃厚接触者でも３回目接種済みなら隔離ナシ、10日間マスクする、がCDCの推奨です。それなら社会の混乱は回避できますね。
https://www.cdc.gov/media/releases/2021/s1227-isolation-quarantine-guidance.html#:~:text=People%20with%20COVID%2D19%20should,of%20infecting%20people%20they%20encounter.今後一般対象者には、これまでの10日間から7日間に短縮しますが、感染者数で先行していた米国CDC（疾病予防管理センター）の事実上の国際基準と比べるとそれでも2日間長い基準で出しています。専門家らは「5日間の採用」も検討したと思いますが、日本の3回目接種率の低さがもたらす高齢者等基礎免疫力の低下グループに対する一斉の感染拡大が万が一にも起こると、このグループにおいて一気に重症症例が出てくるため、病床逼迫から死亡者が一気に拡大することを恐れ、できなかったのだろうと推測します。
一方、医療従事者や加え警察や消防、公共交通、介護や保育など、社会や暮らしを支える「エッセンシャルワーカー」については、自治体の判断で感染者に最後に接触した日から6日目に実施するPCR検査や抗原定量検査、または6日目と7日目に実施する抗原定性検査で連続して陰性であれば待機を解除できるようにしていましたが、これを事実上の国際基準と同様の5日に短縮するとのことです。
かねて米国では分かってきたオミクロン株の特性のを踏まえた上、2021年12月27日の時点で、第3回目のワクチン接種を前提とする隔離期間の大幅短縮（5日間）を推奨していました（各州の方針が優先するとはしています）。
CDC所長によれば、新指針の根拠は「感染の最大90%が発症後5日以内に起きているという科学的知見に基づくもの」との説明でしたが、5日間だけの隔離は高いレベルの効果を目指せるものではないことから、一部の専門家からは批判が出ていたようです。
米国CDCは方針の前提として、「(1)ワクチンのブースター接種を受け、(2)コミュニティの感染がかなり多い地域の公共の屋内環境ではマスクを着用し、(3)人と集まる前に検査を受けて陰性の確認をする」としています。
新型コロナ感染者に対する基本的な方向性は、世界各国で「完全より最適」に舵が切られています。流通やサービスなど出社の必要な業種は本当に大変な状況。昨日は数百店舗展開される飲食チェーンのご支援でしたがまともな営業できない店比率が高く。濃厚接触者の待機撤廃の基準などないとマイナスの影響が大きいです。
