元JAXA職員のアニメ『プラネテス』酷評投稿に賛否…「野暮」と批判殺到も科学考証求める声 - 女性自身
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デブリ問題に対しては野田さんの言う通りで,この漫画がきっかけかどうかは知りませんが,解り易さからか,過剰に一人歩きを始め,また首を傾げるような投資話まで広がっている.
しかしながら,いちいち個別に指摘するのは野暮なんですよ.それが犯罪や法に反するならば別ですが,作者も漫画もアニメもそれで飯を食っている.専門家は「よくぞ取り上げてくれました」的にどっしりと構えて,高みの見物,言い換えれば,上から目線で,沈黙か正しく批判すれば良い.同じ土俵まで降りて下劣な批判をしてはいけない.
デブリだけとは限らないけど,ビジネスでも開発でも上手い口車がある.そんな話が回ってきたとき,低評価判断をつけて距離をとり,笑顔で「頑張ってね」と励ます.
そんな技法はNewsPicksで身につけさせていただきました.
ちなみに,「プラネテス」がおなじ宇宙SFの「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」と違って問題なのは,現実と空想のギャップが見えないから.「ヤマト」のワープや波動砲,「ガンダム」のミノフスキー粒子とか,宇宙で聞こえる音とか,「ここは空想で,それを踏まえたドラマですよ」というのが明らかに分かる構造になっている.そこを曖昧にして「これ現実」という描き方をしていると,SF警察に逮捕されてしまう.私も専門家でないのでどれくらい誤りがあるかはわかりませんが、リアルであれば良いものでもないでしょう。宇宙空間で実際には音が届かないことはわかっているし、ダースベイダーがテーマ曲を伴って現れるわけでも無いでしょうし。ただ、よりリアルにできる部分は合ったかもしれませんね。だったら、批判でなくアドバイスをしていれば一件落着だったのかと。次からは是非、タッグで更に良い作品を作ってください。
そしてプラネテス、面白いですよ。この場を借りておすすめします。
宇宙ゴミという問題を背景に、宇宙という未知の存在への憧れや恐怖、そして、人間を感じさせてくれる作品です。やっぱり愛だよね、愛。問題になってるのは、デブリが必要以上に危険というイメージを持たれてて、それにプラネテスが寄与しているということなんだろうけど、アニメが放送された2003年の時点でもデブリの問題など起き得ないと言うのが確定的だったのかが気になる。
もし、2003年時点でそんなん起きるわけないということだったなら監修してたJAXAにも責任があることになる。
その時点でわからなかったなら誰も悪くない。
再放送で流すなら注釈入れるとか、デブリは危険じゃないよっていう発信していくしかない。