米アップル、最高益4兆円 10~12月期、売上高も更新
コメント
注目のコメント
ほんとすごい。常にコンセンサスを上回るあたり、CFOがいい仕事してるんでしょうね。サプライチェーン混乱や半導体不足も、アップルくらいの企業になれば対処できるんだということを証明してくれた決算でもあります。
ただ中身をみると、無条件に喜べるものでもないみたいですね。
iPadは市場予想に届かず。これは不足する半導体を主力のiPhoneなどに優先したからでしょうか。iPhoneの高機能化でiPadの一部シリーズは必要性が見えなくなっているような印象もあります。
とはいえやはり注目はiCloudなどのサービス収益。前年同期24%増というのは本当にすごい。App Storeにはいろんな課題がありますが、それに対処しても利益を維持する余裕が出てきた印象です。iPadを除く製品群が前年同期比でプラスだったようですね。Microsoftの決算に続きGAFAMの一角がそこそこの決算を出してきた印象ですが。。時間外はともかく市場がどのように反応するのか注目ですね。
Own it, don’t trade itのAAPL。
今年のリスクを挙げます。
1.半導体不足
主要メーカーの稼働、サプライヤーからの部品調達は大丈夫?
2.政策変更
欧米でのiOSの位置付けは問題ないか?
3.性能の相対化
M1チップのインパクトはいつまで?AMDとNVDAの存在は大きい。
4.メタバースの出遅れ
アップルグラスなどでポシジョンを得られる?空間を作る側のPCは盤石だが…
5.人材獲得
ハイテク企業との競争は激化。人がコロコロ変わって持続性が損なわれないか?ティムクックはいつまで元気?
資金は全く心配ないので、開発、宣伝、福利厚生、ロビィ活動、いくらでもやれば良いと思います。特に将来投資は、自動車でもメガネでも、相当なトライ&エラーが許される財務体質にあります。