ソフトバンクGのクラウレCOOが辞任へ、報酬巡り対立=関係筋
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COOと言っても、【執行】役員COO。
クラウレ氏は経営の意思決定に関わる取締役からは以前から外れていました。
ソフトバンクGが、「事業会社」から「投資会社」へと企業体質が大きく変わっていっているので、「事業会社」の時に参画した人たちが辞任していっているだけ、かと。
注目のコメント
朝から目が覚めるビッグニュース。ミスラと双璧のトロイカ体制も長くは続かずついに辞任と。現下の株安が遠心力として働いた面もあったのだろうか。もともと母国を代表するレベルの起業家であった彼がむしろここまでよく他人の下でもった方、持たせた孫さん、と言ったほうがフェアなジャッジなのかもしれない。
その意味ではスプリント、WeWorkと立て続けに孫さんの大博打からの無茶振り大型再生案件を一手に引き受けてしっかり結果を出して会社の危機を救った、そして割には縁の下の力持ち的にそれほど光を浴びなかった、そのような幾年については確かに忸怩たる思いは想像にかたくない。
が、それも含めて、対立、などと書いているのは下衆の勘繰りまたは経営した事のない批評家の戯言というもの、企業経営を本気でしていれば分け前の取り合いで喧々諤々など日常茶飯事です。
ぜひ日本を代表する企業のナンバー2だった男の次の晴れ舞台を楽しみに期待したい。昨年末のBusinessWeek誌には、ビジョンファンドのかなり平等的な報酬体系が人材流出の原因になっているのではという指摘がありました。経営陣はお金持ちの集まりのはずですが、なかなか「パーパスの共有」と言う話では済まないということでしょう。世界中から人材を集めたい日本企業も他人事ではないと思います。
https://www.bloombergquint.com/businessweek/softbank-vision-fund-investment-in-startups-pays-too-low-to-retain-top-talent