[北京 26日 ロイター] - 2月4日に開幕する北京冬季五輪で、チベット自治区出身の2選手が史上初めて五輪に出場する。中国国営の新華社通信が26日に報じた。

2選手はともに18歳で、それぞれスノーボードとノルディックスキー距離に出場。報道によると、民族名は明記されていないが、両者ともチベット系の名前を持ち、チベット民族が人口の80%以上を占める同自治区で生まれたとされている。

また、新疆ウイグル自治区からはカザフ族から2人、ウイグル族から1人、キルギス族から1人、そして漢族から1人の計5選手が出場するという。