創業者マネー新興企業へ 資産管理会社、産業育成へ投資 任天堂一族は500億円運用
日本経済新聞
82Picks
コメント
注目のコメント
先日、国内創業家のファミリーオフィスのゲートキーパーの方とお話ししたのですが、海外のVCやスタートアップには積極投資する一方、国内スタートアップへの投資については「投資ではなくフィランソロピーという位置づけ」と断言されていました。
悔しいものの、これが現実。
意味のあるリターンの創出に向けてしっかり取り組んでいくしかありません。資産管理会社と、欧米におけるファミリーオフィス(FO)は別だと思います。前者は、安定株主や税金目的を主として、主に一族の株式をメインに管理するもので、数多くの中小企業が設立しています。
一方でFOは、一族の資産を預かって冨を拡大していくのみならず、会計税務や不動産、後継者育成、フィランソロピーなど広範なサービスを提供します。
日本ではまだまだ資産管理会社の域を出ていないところが大半です。
海外ではマイクロソフトのビルゲイツ、GoogleのセルゲイブリンなどIT系富豪のファミリーオフィスが有名ですが、日米のベンチャーの時価総額の差の大きさを考えると、国内ではファミリーオフィスもどきの資産管理会社が多いのは仕方ないか。