[メルボルン 26日 ロイター] - テニスの四大大会初戦、全豪オープンは26日、メルボルンで試合を行い、男子シングルス準々決勝では第2シードのダニル・メドベージェフ(ロシア)が第9シードのフェリックス・オジェアリアシム(カナダ)を逆転で下し、準決勝に進んだ。

メドベージェフは第1セットを6─7で落とすと、続くセットも3─6と取られたが、2セットダウンで迎えた第3セットはタイブレークを制して7─6。そして、第4セットではダブルフォールトでマッチポイントのピンチを迎えたが、これをしのいで7─5で取ると、最終セットを6─4で奪った。

4時間42分の激戦で逆転勝利したメドベージェフはコートインタビューで「2セットダウンの時はベストのプレーができていなかったし、フェリックスは素晴らしいプレー、見事なサーブを見せていた。何をすればいいのか分からなかったので、『ノバク(・ジョコビッチ)ならどうする』と自分に言い聞かせた」と振り返った。

全豪9回優勝のジョコビッチは苦しい状況になっても驚異的な回復力を見せることで知られている。

第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)は第11シードのヤニク・シナー(イタリア)を6─3、6─4、6─2のストレートで下した。準決勝でメドベージェフと対戦する。