岸田首相、株主資本主義からの転換は重要な考え方の一つ
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岸田政権は安倍傀儡かと思いましたが、経済政策を見るとそうじゃないことが良く分かる。傀儡の方が良かったですね。党内政治では安倍氏暗躍でしたが、政権取ったらさほど影響力無いのか。政治の世界は難しい。。。
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今度は、株主資本主義か。いろいろな言葉を使うけれども、岸田首相は資本主義を理解していないと思われる。
実は、日本は資本主義以前の段階だと考える方がスッキリする。資本主義の仮面を被った縁故主義が実体だろう。正社員の解雇が自由に出来ないような企業社会のどこが資本主義か。官庁、大企業は未だに出身大学と年次にこだわり、メンバーは固定的だし、何よりも政治家が二世、三世だらけなのが象徴的だ。
再分配を企業に頼るのも間違っている。再分配は、政府の責任で行うべきだ。予算委員会での二人のやり取りをリアルタイムで観ていましたが、ふわふわしたやり取りで、必ずしも株式市場が過剰に反応するような具体的な話しではなかったと理解しています。前原氏は、これまで日本の大企業は上げた収益の大半を株主への配当支払いや、自社株買いに振り向けているという話しをし、その一割でも労働者の賃金に回したら、という提案をしていましたが、それに対して岸田総理は、そういうこともあるので、「新しい資本主義でこれまでのあり方を改善しようというお話しをしている」という趣旨の切り返しをされていた訳です。
まあ、私には、なんということもない雑談に聞こえました。
企業が賃金より配当に多くの分配をしているのなら、労働者は賃金引き上げを求めるだけでなく、株式などの金融資産を持つべきだというのが二人の話を受けての私の感想です。そのために、若い勤労者が株式投資を資産形成のために始めることを始めるようにインセンティブ設計をすべきです。
前原氏は、配当のかなりの部分は海外投資家に流れていると、言ってますが、だったら日本人が日本株を買えば良い、と私は思いました。「気候変動、デジタル化の遅れ、経済安全保障など今の資本主義の弱みを成長エンジンにする」という考えと、首相の言う「株主資本主義からの転換」が全く噛み合っていないということを、誰か伝えてほしい。