三菱商事「価格破壊」の衝撃…ニッポンに巣食う「再エネ政商」の目を覚まさせる“一撃”となるか
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注目のコメント
↓について、下限があったら下限値の設定で昔のpre fixed FIT時代のロビーイングと下限値を前提とした事業作りのプロマネ(イノベーションの欠乏)に先祖返りするので、コストが高止まりすることとなり、したがって下限値の設定には個人的には反対です。
それよりもちゃんとセントラル方式にして競争の環境を整備することが大事です。
> 『一方で、再エネ業者の入札方式の見直し要求をどう考えるべきだろうか。「入札価格に下限を設けろ」とか、「全体の中で価格の占める部分を引き下げろ」といった類の主張である。
こうした要求は、「政商」の「政商」による「政商」のための入札作りの議論とでも言うべきだろう。要するに、洋上風力発電で作った電気の値段を高止まりさせたいという意図で、明らかに、われわれ国民や一般企業の利益に反する。
この種の主張を最も熱心に展開しているとされる企業は今回、2地域で入札に参加した。両地域には、それぞれ5つの企業グループが応札したが、問題の企業は最下位かブービー賞を争うレベルにとどまったとみられている。』この記事は、エネコの話などを交えつつ「商事が正しいスキームとやり方で入札した、それに文句をつけるのはおかしい」という前提に立ってる。他事業者はそもそも商事が正しいスキームとやり方で入札したのか、それが怪しいと思っているわけで、議論のスタートが噛み合ってないと思う。
確かにエネコのノウハウは生きると思うが、活きるのはopex側がメインでは。建設する設備のcapexがエネコのノウハウで半額近くになるはずはない(例えばエネコのノウハウで杭長が半分になるかというと、設計基準の大幅な解釈変更等ない限り、半分にはならない)が、商事の価格はcapexをかなり減らさないと到達はできない。ここに大きな疑問を持ってるんだと思うけどね。TakahashiさんやAkiさんのコメントと重ねると、下記の欧州の洋上風力の記事が面白い。
欧州での、法制度なども含めた、コストダウンのための整備。どれくらい日本でノウハウを使えるか、また国としてイノベーションを促進できるか。
“本場”欧州の知見生かせるか、洋上風力プロジェクトに参画した電力会社が明かす驚きと経験
https://newspicks.com/news/6608702