ガソリン価格抑制策を初発動 野党、「トリガー条項」凍結解除求める
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「24日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売価格が1リットル当たり170・2円となり、発動条件の170円を超えた。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に各1リットル当たり3・4円を27日から石油元売り会社に支給して、小売価格の抑制を図る」
このスキームはどう考えても原油価格高に対する元売りへの補助政策にしか見えないが、条件はガソリン小売価格に対するものだから意味が分からなくなる。
「元売り会社には、支給された補助金相当分を引き下げた卸売価格でガソリンスタンドなどの小売業者に販売することを約束させる」
約束？を守っているか、破っているか何を持って判断するのか？これが例えば書類提出などでできるなら、それに基づいて事後的に減税するのも容易にできるはずである。そもそも元売りが決める予定卸価格を高めに言って引き下げたと主張することもできるのではないか？
「政府は小売価格の動向も調べるが、補助金によって抑制された卸値をガソリンスタンドが小売価格に反映させるかは各店舗の判断に委ねられている」
小売価格の動向を調べても、元売りの正確な費用、卸売り取引の内容はあまり分からないと思う。
