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荒れる相場 ハイテク株の値下がりと、バリュー株の上昇

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  • フィデューシャリーアドバイザーズ株式会社 CEO

    株価は、PER×1株あたり利益(EPS)。
    すなわち、たとえ利益が増加しなかったとしても、PERが上がれば、株価が上がる。そのPERが上がっているのは、マーケット・リスク・プレミアム(MRP)が下がっていたから。
    MRPは、市場リスクによって生じるリターン。
    いわゆる「金融相場」は、金融緩和で「金余り」。
    投資家は、市場でリターンを得たいというハードルが下がるため、個別株式の投資しようと考える。
    しかし、金融引き締めモード。
    今度は、MRPが上がり、PERが下がり、株価も下がる。
    いよいよ「逆金融相場」へ転換か。
    ただし、相場のサイクルは繰り返され、逆金融相場はいずれ金融相場へ。
    成長株への投資は今か。


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