【CEO直撃】法務系SaaS「リーガルフォース」とは何者か?
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近年、未上場でも100億円を超える企業価値を受けて資金調達を行うSaaSスタートアップが複数社いますが、リーガルフォースもその筆頭格で、IPOが視野に入っている状況かと思います。
法務系のSaaSプレイヤーを見るとほぼ全てが新興企業であり、スタートアップエコシステムの中からDXを推進する企業が多く登場している状況は非常にポジティブです。
文中の企業以外でも、契約書管理であるCLM(Contract Management System )領域ではContractS社などが代表的なスタートアップとして挙げられます。
昨年、freeeがNINJA signを提供するサイトビジット社を買収しましたが、バックオフィス系の中でも重要性の高い契約領域については今後もダイナミックな合従連衡の動きがあるかも知れません。面白いSaaS企業が出てきたなという印象。最近、テレビCMでも見かける「リーガルフォース」。ユニークな法務部や法律事務所向けビジネスですが、今後競争がどこまで激化するのか。最近では、1月にSansanが「Connect One」という新サービスをはじめ、「少し」競合になりそうです。
あとは、クラウドサインやドキュサインなど電子契約サービス系がやっぱり、リーガルフォースの分野にも参入する可能性はありそう。それでも、角田CEOにとっては想定内で、プロダクトにかなり自信を持っていました。最近CMでよく見る契約書チェックのリーガルフォースの情報がまとまっていて興味深い
・森浜田松本の弁護士が起業
・採用企業は法律事務所が2割で一般企業が8割
・1500社で月次で3割伸びている
・月額10-12万円なのでARR20億円規模
・27億の調達で従業員も330人
という想像よりかなり強い数字でした