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[北京 23日 ロイター] - 北京冬季五輪の大会組織委員会は23日、今月4日から22日までに中国入りした大会関係者2586人のうち72人に新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。

なお、同時期に入国した171選手、およびチーム関係者には感染者はいなかったという。

空港での検査で39人、全ての関係者を一般市民から隔離するために設けられた「クローズド・ループ」バブル内で33人の感染が確認された。バブル内では毎日検査が実施され、同期間で33万6421件のPCR検査が行われた。

大会の医療専門家委員会トップは、今回確認された数字に関しては昨夏の東京五輪と同規模であり想定内との見解を示し、オンラインの取材対応で「クローズド・ループ内での件数をゼロにするという目標を設定したことはない」と語った。