洋上風力発電 電力会社や商社など 国内外で相次いで事業化
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注目のコメント
原発よりは、まだマシ。
脱炭素をカクレミノにして「だから、二酸化炭素を排出しない原発再稼働」を進められるよりは、よっぽどマシである。
大手電力会社は、まず組織の存続ありき、そのための利益の追求ありきの中で、洋上風力発電でその矛先を原発再稼働からシフトしてもらえるならケッコウなことである。
で、こんな映画を今、制作している。2月1日からreadyforでクラウドファンディングも始める予定。ぜひ観て欲しい。
「線量計が鳴る」予告編
https://youtu.be/EzW14IDdVas
2月1日スタート予定の仮ページ。
https://readyfor.jp/projects/senryoukeiganaru/preview?preview_token=a2f3c719b9eb8252ee9bb4d70f4cada292e27c98「イギリス東部の北海沖で、世界最大規模となる洋上風力発電所が建設され」とのことですが、遠浅で風向の安定した海面を日本の10倍持つと言われる英国は風力発電に熱心です。そこに日本の事業会社が参入して活躍するのは喜ばしいことですが、我が国には英国のような適地が乏しく、国が鳴り物入りで実施した福島沖の浮体式の洋上実験は600億円の巨費を投じたにも拘わらず敢え無く撤退しています。
「国内では、政府が千葉県沖と秋田県沖の合わせて3つの区域で洋上風力発電の事業者を募集し」とのことですが、いっとき国がカネをばら撒いたにも拘わらず限界が見えた太陽光発電に代わって成功する見込みの乏しい風力を囃して国が予算をつけ、事業者がその利権に群がる構図が繰り返されなければ良いのですが・・・
風力発電に適した海を持つ英国は風力発電、太陽光発電に適した平地を持つドイツは太陽光発電、平地を農業に使うフランスは原子力、そして自然エネルギーだけでは安定供給が覚束ないゆえ欧州全体として原子力発電に回帰する動きも出ています。風力発電が国内で流行りの様相を呈していますが、遠浅の海が乏しく風向・風力が安定せず台風も来る日本で本当にそれが未来の電源の主力になり得るものか。実現可能性を考慮に入れて将来の電源構成をしっかり描きだすことが福島沖の失敗を繰り返さないために先ずは必要であるように感じないでもありません (・・;ウーン東日本大震災の後に福島沖合に500億の血税で作った洋上風力発電からの全撤退がわずか2年前に宣言されたばかりなのにまたですか。
脱炭素が唱えられても事業化できなければ海の藻屑ですよ。
https://kahoku.news/articles/20201217khn000005.html