「難しすぎる」共通テスト数学が抱える根深い問題
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注目のコメント
難しいんじゃなくて、単に数学では無くなっているだけ。
有限の現実世界に出てくる統計数字を扱う問題と、数字を含む種々の概念を無限に抽象化してその構造を探究する数学の問題では、数字の概念がまるで違うし、前者には数学の価値の要素は全くないので、受験者は混乱する。
問題文の読解時間が全く足りないので、数学能力以外の能力が試されていて、何を測っているのかまるでわからない。
数字を扱うことを数学と呼ぶ風潮は早く終わりにしないと大変なことになると思う。
Nakano Yoshikiさん
統計にも数学的構造はあるので、必ずしも統計≠数学というわけではないのですが、計測値と実数では数字の意味が全く違うので、混在して同じようなものとして出されると、私なら混乱します。共通テストの数学は、文系を希望する学生にとっては、現実的でない難しいレベルであり、もっと効率よくできないものかと思います。
そもそも、日本の高校生が学ぶ数学レベルは、海外に比べると非常に高く、理数系希望の学生にとっては良いことでも、文系の学生には不要なレベルです。代わりに、もっと社会に出た時に役立つ実践的なクラスが増えるといいなと思います。
数学に限らずですが、入学が厳しい高レベルのテストがある仕組みより、卒業するのが大変なほど、多くの宿題や課題が出る大学が、もっと増えると良いですね。例えば、アメリカの大学は、山のように宿題が出て、入学より卒業する方が大変です。より実践的で将来に役立つ教育内容へのシフト変換は、サバイバル力を高めるために大事だと感じます。> 問題文の読解時間が全く足りないので、数学能力以外の能力が試されていて、何を測っているのかまるでわからない。
難しいというより(特に文章が)多いな(面倒だ)…という印象は受けました。
大場さんは以前から統計は数学じゃないとおっしゃっていますね。
試験とは全く関係無いのですがElon Muskの呟きを思い出したので貼っておきます。
https://twitter.com/elonmusk/status/1409152382345244684
追記
大場さん、解説ありがとう御座いました。
混乱する程の違和感というのは独特だなと思うと共に、それだけ違うなら試験ジャンルを分けるべきで、受験生が可哀想な状態という事が認識出来ました。