恒例のサンバ、今年も延期=オミクロン株感染拡大―ブラジル
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世界の傾向と同様にブラジルもここ2週間程度で感染者が大幅に増えています。昨日は16万5千人の感染者で、2週間前と比べると6倍に膨れ上がっています。サンパウロ市内ではPCR検査キットが不足し、検査がなかなかできない状況なので実際の感染者数はさらに多いことが予想されます。
とはいえ、街の様子はあまり変わることなく、飲食店やショッピングモールなどは通常通り営業していますし、バールなどは人で賑わっています。最近大型イベントの際にはワクチンパスポートの提示が義務化されましたが、それ以外は街の様子は以前と変わっていないというのが現状です。
ワクチン接種については国民の約70%が2回目の接種を終了しており、現在はブースター接種が進んでいます。また5歳から11歳までの子供への接種も先週から始まり、各地の保健所では親と一緒に列に並ぶ子供の姿が見られます。
カーニバルと一言で言っても、カーニバル会場でサンバ学校がパレードをする言わば見せ物としてのカーニバルもあれば、街中の通りで行われる参加型のカーニバルもあります。今年は昨年に続いて残念ながら後者のパレードは中止となりましたが、前者のパレードはプロとして参加し生活がかかっている方々も多いので延期してでも開催してもらいたいものです。どうせなら、ブラジルの現在の感染状況やワクチン普及率などを併記していただきたかった。
中止でなく延期であることに、まだ希望が持てますね。
宗教行事ですから、本来の日程でできることが望ましいのでしょうが。