「ジョブズにはできなかった」アップルCEOティム・クックの“天才的な経営手腕”を関係者が語る
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ジョブズとクックを見ていると唐の太宗の著述集である「貞観政要に出てくる「創業と守成どちらが難しいか」を思い出します。結論としてはどちらも難しいのですが、守成の方がさらに難しいと書かれています。
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スティーブとティムを比較しない。
シンプルなことです。同じ基準で比べる意味がない。どちらも天才であることには違いないので。
ティムは「オペレーション×リアリティ」スティーブは「ビジョン×イマジネーション」で次元が違うんですよ。
スティーブの時代があってこそのティムの功績です。この組み合わせが最高に素晴らしいということ。製品の販売ルートを無闇に広げず、短期間での売上金回収を確立。いっぽうで資金力のあるサプライヤを厳選し支払期日を長期化する。キャッシュフローを重視したこれらの方策は製造業の王道だけれども、アップルほどの規模で徹底するとこうなるということ。
技術力のあるサプライヤを資金力で選別したことで、ジョブズ時代のように「金はないが作るものは素晴らしい」小さな企業がサプライヤリストに加わることは難しくなった。これがワクワク感の低下に関与していることは否めない。でもモノからソフトで稼ぐ時代へ変わりゆく中で、クック氏のやり方がつまらない、間違っていると言える人は少ないでしょう。経営理論において、リーダーとは?という疑問への議論はなおホットトピックです。
最近の主流は、合理的な取引関係を適切に管理できるトランザクショナルなリーダーシップと、いわゆるカリスマチックなビジョンを示すトランスフォーメーショナルなリーダーシップとの二つに集約されてきているように私は整理しています。
どちらも大事。
一人で二役とかこなせるのかな?とか、チームマネジメントとしてが効果を最大化できるのかなどを考えています。
Appleのケースでは、違うリーダーシップだよねというだけの話なので、まぁそうだよねと特に意外感もない。