米大学で意外な研究結果「スタートアップが失敗する原因は、組織にヒエラルキーがないことだ」
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『創造的なイノベーションと商業的な成功という2つの目標を起業家が両立させるのは難しい』。
だからこそ、経営は一人ではなくチームが必要で、経営に必要なスキルをお互いに補完し合えるチームバランスが大事なのだと思います。
さらに、組織が健全に機能していくためには、ある程度のヒエラルキーというよりは何らかの“管理・監督・介入”はあるべきで、それがなくても業績を上げ続けられる会社というのは聞いたことがありません。「20-30人を超えると優れた管理職が介入して会社の秩序を保ち、混乱を引き起こさないようにするのが重要になる」日本でもようやくこのような組織を持つスタートアップがミドルステージくらいの規模になってきたので今後の動向に注目したい（代表的なのはUbie）。
これを読む限り、ヒエラルキーだけでなく、採用のミスマッチも大きいのかなと思った。例えば、社員数5人のときと100人のときに入ってくる人の属性は間違いなく異なる。それをカバーしてカルチャーだと思うが、カルチャーに基づいた行動、チャレンジをしていくのはすごく難しい。このテーマについては継続して考えてみようと思う。ヒエラルキーのもと管理層を設けることで、「従業員間の調整がうまくできず、従業員の対立や離職が起こり、最終的に商業的な失敗に至る可能性」を低減させることができるとのこと。
たしかに組織の社歴年数に関係なく、数十人規模の組織において何の管理もなく事業を維持・拡大することは現実的にできないだろう。あり得るのは、個人商店の集まりのような組織で、もはや変化や成長を諦めている状態かと思われる。
