【教養】ノウハウ本に振り回されず、「知」の羅針盤を持とう
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世の中は、グレーでできています。グレー、つまり先が見えない霧の中でも、前に進み続けるというリーダシップがより求められる時代になっているなと感じます。
駆け出しの頃は、白黒だけの世界で判断できることも、経験が広がり責任範囲も増えるほど、「グレーの中で進むリーダーシップ」を求められるもの。これができている人の共通点は、「変化に対する柔軟性の高さ」があります。
そして、グレーであるほど、想定外の横槍がたまに飛んできたりもします。そういう時、「戦国時代はもっと大変だったろうな」と、歴史上の偉人を思うと、飛んできた横槍がなんてちっぽけだと苦笑し、気が楽になる自分がいます。
新しい壁にぶつかったら、「また新しいことを学んで成長できる!」とチャンスに感謝し、固定概念や思い込みにとらわれず、スポンジのように色々なことを吸収することが、大事だとつくづく思います。リーダーシップは、考え方ひとつで誰でも身につけられるスキル。だからこそ「変化に対応できる柔軟性」は、大事な要素ですね。
注目のコメント
正解がない時代を生き抜くうえで、組織や社会が真に目指すべき方向性とは何か。
それを考えるうえで、環境への適応(あるいは淘汰)を経て進化を遂げてきた生物や人類の歴史を学ぶことが大きな助けになると酒井さんは言います。
目先の情報に振り回されることのない骨太な指針のヒントが、進化生物学にありました。「どんな社会を実現するか」という目的思考において、記事でも触れられているように世の中にそれを達成するためのものでしかない「手段」が溢れかえっており、本当に大切にしなければならない目的、社会像がごっそりと抜け落ちている感はあります。
確かに目先の仕事の効率は小手先のhowで解決できるかもしれませんが、それでは自分の夢や理想は描けないし、実現できない。そういう理想像を自ら描くためにも、これまでを知り、これからを描けるような知性が必要なのですね。