【実録】コーヒーで米国上場した日本人起業家がいた
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「日本流」のドリップパックコーヒーがアメリカにないことにいち早く目をつけ、コーヒー大国のアメリカで展開した、NuZeeの東田真輝CEOをインタビュー。
過去のキャリアから、アメリカでの奮闘劇、そこで何を感じたのかをいろいろとお話ししてくださいました。とても人柄が伝わってくるインタビューでした。
「今、本当に毎日が朝楽しくてしょうがない。会社来るのがね。来たら良い報告、悪い報告も含めてあるけれど、しっかりした人たちが脇を固めていて、こうしましょうって提案してくれる」と本当に未来にワクワクしている感じが伝わってきたのが、印象的でした。
瓢箪から駒のような展開で上場を果たし、さらに事業を米国を超えて拡大中という話を聞きながら、こういうふうに成功をつかんだ人もいるんだということを知ることができ勉強になりました。勇気をもらいました。最後に畳について触れられていますが、私も潜在性を感じます。またすでに日本から世界に直販で販売しているサイトもあります。
シンガポールには畳専門店もあり、時折、HBD(公団住宅のようなもの)やコンドミニアムで、畳ルームや、リビングの一角に畳を取り入れた家が紹介されています。Tatamiとそのままローマ字で表示されています。
シンガポールの畳専門店
https://www.tatamishop.com/
また、韓国の闇金と消費者金融については、超大作ドラマ「ジャイアント」が興味深い作品です。後半には日本の消費者金融についても触れられる場面があります。日本式の消費者金融を作ることで、異常な高利の闇金で苦しむ人を助けたいという分脈で、消費者金融を立ち上げる話が出てきます。成功の要因は「タイムマシン戦略✕本気の売り込み」と話されていますが、本当は「タイムマシン戦略✕法規制で優位な国選び」でしょう。
タイムマシン戦略については、ソフトバンクはアメリカや中国から日本に持ち込むスタイルでやってますが、逆もそりゃありますよね。
ベネフィットワンやリロクラブのような福利厚生サービスも海外ではなくて、日本から持ち込んで成功されている方がいます。
また、この中でサラッと書かれているもうひとつの成功の要因、それは「使い捨てプラスチック製品の利用禁止」でしょう。こういう政策については国ごとに違うので、持ち込むことで大きく変わってきます。
日本でも数年前にストレステストが義務化とか勤怠管理の法改正で勤怠管理システムが売れたりとか、そういう法規制で事業環境が大きく変わる契機になっています。
法規制がある国にその点で差別化された商品を一番に持ち込んだ。それがもうひとつの成功要因だとお見受けしました。