なぜ海外起業家が集うのか。「Hack Osaka」に見る大阪の力
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このようなピッチコンテストに我々鉄道会社が関わる意義を自分なりに考えてみたのですが、もちろん鉄道会社側として、多角的にビジネスを広げる材料探しをしたい、ベンチャー企業が大きく成長して一等地のオフィスを借りてほしいという目的は確実にあると思います。
一方で、海外から進出する企業やスモールスタートのベンチャー企業側の立場においても、鉄道会社は圧倒的にお役に立てると考えています。
ある世界的企業が日本に初出店する際に、日本での勝手がわからないその企業に対して、出店場所のビルのオーナーたる鉄道会社が出店場所の用意に留まらず、店舗運営に必要な何から何まで支援したというエピソードがあります。
鉄道会社はそもそも様々なサービスを展開していますし、その取引先などを含めれば、紹介できない業種はないと言っても過言ではありません。地方に行けばその傾向は更に顕著であると考えています。
ですから、鉄道会社がかかわる地方のこのようなイベントは、参加者にとっても大きなチャンスであると思いますし、今回はNPにメディアパートナーとして参画いただいていますので、NP読者の皆様もオンライン視聴を通じて、このイベントと参加者を応援いただければと思います。
日）https://www.innovation-osaka.jp/hackosaka/
英）https://www.innovation-osaka.jp/hackosaka/en/index.phpHack Osaka 2022を担当しています。
立場、肩書、組織、地域、国籍、世代を越えた共創を生む"Hack Osaka" movementを広めるべく、年に一度、大阪市、都市活力研究所、ジェトロ大阪本部、大阪産業局が主催する国際カンファレンスです（今回で9回目）。2025年に予定されている大阪・関西万博をひとつのマイルストーンに、グローバルに活躍するスタートアップに対する大阪の吸引力の向上をめざしています。
今年は、実証実験が進む次世代モビリティや、まちづくりに欠かせないインフラに着目。空飛ぶクルマを開発するSkyDrive社の取り組みや、世界24か国・地域から応募のあったスタートアップから10社を厳選し行うピッチコンテスト「Hack Award 2022」、関西を代表する日本企業によるリバースピッチ等をオンラインでご覧いただけます！
また、「Hack Award 2022」の登壇者を中心に国内外スタートアップ15社（海外14社、日本1社）と商談いただける場もご用意しています。少し気になる、話だけでも聞いてみようか、といったご要望でも構いませんので、ご関心をお持ちの方はふるってご参加ください。
日）https://www.innovation-osaka.jp/hackosaka/
英）https://www.innovation-osaka.jp/hackosaka/en/index.php1年前のミーティングの際にHack Osakaの詳細を伺いましたが、大阪でここまでグローバルなイベントが開催されていることに本当に驚きました。
過去イスラエルのスタートアップ企業がHack Osakaを受賞してそれをきっかけに関西の仕事を受注できたことで、本国でのバリエーションが上がったという話も聞きました。この事例自体がまだまだ日本のレピテーションがグローバルでしっかりあることを意味しますし、そういった機会創出ができることによって大阪のグローバルでの発展の可能性を引き上げていくことにもつながっていけるように感じました。とても素晴らしい事例です。
2022年は弊社も微力ながらサポートさせて頂きたいと思っており、私も当日登壇させて頂きます。オミクロンの影響で対面がどこまで実施できるかまだ分かりませんが、お伺いできる場合には是非現地でも色々な方と交流させて頂けたらと思っております。また阪急阪神HDの皆さんには石村さんや鈴木さんはじめ、Westshipのスタートからずっととてもお世話になっていたので、今回貢献できることが嬉しいです！
