救急搬送困難事案、第5波を上回る 1週間で過去最多の4151件
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大規模、高度医療病院であればあるほど、患者に対峙する医師や看護師を支えるバックエンドの方々が多いです。
今、濃厚接触者が急増して、結果的に病院インフラを支える人員が不足しているであろうことは理解出来ます。
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医療者やその家族がコロナに感染したことによるマンパワー不足で病床を縮小している→原田ドクターコメントより
超短期間であれば、緊急対応でやりくりすると思いますが、コロナ自体は急性疾患で手術等での治療というわけではないので、人手不足がボディブローのように効いてくるはずです。
欧米を見習い、オミクロン株に合った待機期間に変えていかないと、他の社会インフラもパンクします。
注目のコメント
救急搬送困難事案の増加は、予期せぬ怪我や病気で救急車を呼んでも、受け入れ先の病院がなく状態が悪化するケースが多いことを示唆し、多くの人が想像する「医療崩壊」を最も顕著に表す指標です。
「オミクロン株は重症化率が低いはずなのに、なぜ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それを凌駕するほどの爆発的な感染力があり、先行して感染が流行した欧米でも、様々な形で医療逼迫が起こっています。現状、日本で救急搬送困難事案が増えている理由は以下のような点が考えられます。
・コロナ患者用の病床が埋まってきている
・コロナ患者用のベッドを確保するため、その他の疾患の受け入れを制限せざるを得ない
・寒さにより脳梗塞や心筋梗塞などの病気が増えている影響
・医療者やその家族がコロナに感染したことによるマンパワー不足で病床を縮小している
上記はこれまでの波でも起こってきたことです。コロナの報道ばかりであまり意識されなくなっていますが、病気はコロナだけではありません。コロナ患者の入院が増えることはその他の病気の治療を諦めることに繋がってしまいます。オミクロン株は、以前の新型コロナウイルスとは異なる特徴をもちながらも、別の観点から高度に危険(特に感染の初期の急拡大の点について)であることは、繰り返し先行して感染が拡大する海外で訴えられていました。その点で、同じような流れに乗っています。
現在病院にかかりたいと思う方が病院で受けてもらえない事案は、記事の「救急事案」よりはるかに多く発生していると思います。急激な増加を抑え「救急搬送」や「外来医療」を維持するためにも、今後少なくとも1週間ほどは、自分の身を守るためにも、社会機能維持に常緑するためにも、個人としてこれまで以上に「感染を蔓延させない行動」を意識する必要があると思っています。
「オミクロン株、1年前のコロナと『同じ病気』ではない-英大学教授」(Bloomberg 2021年12月29日)
https://newspicks.com/news/6515823?ref=user_1310166