自転車専門店「サイクルベースあさひ」が好調 “斜陽産業”のイメージ覆して急成長した理由
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一時期、日経などが持ち上げて記事が多かったですがあさひの記事、久しぶりに見ました
数字を見てみると過去順調に成長してきてますが毎年数十億前半の成長で、営業利益率も6%前後で来ていましたが、19年→20年で一気に100億の成長、利益率も10%超えと、コロナで大きな追い風を受けてますね
記事にあるようにコロナ禍での移動手段として注目されたこともあるでしょうし、密にならないロードサイドの店舗というのも集客に寄与している気がします
なんと言ってもPB生産によるSPAモデルが強み
街の自転車屋さんより種類もあるので我が家も自転車は家の近くのあさひです
一方で、今は需要が膨らんでいる状況で、損益分岐点を上げて出店を加速させたりするとのちのちの負債になるので判断は難しいところですね
注目のコメント
斜陽産業を再建した経営手腕は見事としか言いようがありません。記事にあるとおり、その秘訣はと言えばコツコツ地道なことの積み重ね。自分はこういうストーリーが大好きです♪
近年の好調は、アウトドアブームの影響が大きいですが、何と言ってもコロナ禍で密を避けるのと運動不足解消のために受け取った給付金でみんながこぞって自転車を買いに行った特需があります。
2021年2月期の決算はその最たるもので、大幅に増収増益を達成。私もコロナ禍で2回自転車を買いましたが、カジュアルなものからお高いものまで万遍なく売れていて、あさひに限らず、どこのサイクルショップへ行っても入荷待ちの状態が続いています。
コロナ禍で苦境にあえぐ飲食店と軒を連ねているからか、あまり気づかれないようにしているのでしょうね。どこのサイクルショップの店員さんも「あまり大きな声では言えませんが、コロナになってから大繁盛しています。大忙しです」と話してくれます。いまも続いていますね。
あさひの好調な決算とは裏腹に株価が冴えないのは、ひとえに「需要の先食い」を懸念しているからですね。外で自転車に乗って風を切る気持ちよさを求める人はひととおり購入したと見ているのでしょう。
でも、実は自転車屋さんビジネスも「コミュニティ」と相性がよく、自転車屋さん主催のロングライドやサイクルイベントの開催に熱心なところも多く、そうするといろんな細かいパーツをしょっちゅう買うようになります。
自転車屋さんビジネスは本体だけでなく、消耗品のパーツも結構売れますし、利益率も高いです。ちょうど先日、店舗で母の自転車を購入したのですが、顧客の方をしっかり見ていると感じました。
通勤用、通学用、ママさん用、スポーツ趣味系などなど。メーカー製品の他に、自社開発系がそういった個別事情にフィットしてるなと。
コロナによる環境変化もあるのでしょうが、小売という顧客接点を活かした商品開発が業績に繋がっている良い事例なんでしょうね。購入させていただいた自転車もとてもいいものでした。