【想定外】中国の「丁寧すぎる」ロボットが凄い
NewsPicks編集部
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「ハードウェアでは日本に負けている」、それでもソフトウェアを組み合わせれば勝てる。
今回取りあげた産業用ロボット・スタートアップ「YOUIBOT」の創業者の言葉です。同社はロボット工学の名門大学で研究していた大学院生が創業した大学発ベンチャーですが、創業4年で注目企業の一角にのしあがりました。
その秘密は日本企業ばりの(?)徹底的な現場主義、そしてAIoT(AI+IoT)の時代に合わせたソフトウェア重視の戦略にあったといいます。
サムライインキュベートでチャイナヘッドを務める傅浩豊氏にお話をうかがいました。あまり取材しないでイデオロギーで中国を書く記者が多いが、この記事はずいぶん違い、現在の中国を書いています。おそらく朝日、読売では絶対にこのような記事を載せません。
中国の変化、この数年におけるGDPの増加の背後にはこのような新しい道具の導入とかなり関連があります。ただ労働力が多くて作ったものが多いだけではなく、積極的に投資し、新しい生産道具を取り入れています。
同記事はその新しい生産方式の導入の一側面を明らかにしました。「日本の現場はすでにデータ取得の面では先進的、だがそのデータを使って価値を生み出すのは苦手」「ビッグデータはあってもAI活用が進んでいない」はまさにその通りだなと思いました。目的オリエンテッドでないので、あるときにデータを集める、技術を突き詰めること自体が目的になってしまう。ソリューションを掲げる(コンサル)企業は多いですが、顧客(の近視眼的なニーズ)に妥協して中途半端な提案で終わっているところも多いのではないでしょうか。