コロナ・インフル混合ワクチン、23年秋にも提供へ モデルナ
コメント
注目のコメント
モデルナが開発中の混合ワクチンには、6種類のmRNAが用いられています。新型コロナで用いられているワクチンは、1種類だけですが、このワクチンではなんと6種類です。
内訳は、インフルエンザ4種類、新型コロナ1種類、RSウイルス1種類です。
この3種類の感染症で、インフルエンザが最も容易に顔立ちを変えられる能力を持つので、インフルエンザに対しては4つのターゲットを狙えるよう、4つのmRNAが用いられています。
既に初期の試験で、各病原体に対する抗体がしっかり作られたことが確認されています。ただし、既存のインフルエンザワクチンと比べて、高齢者で作られた抗体の量が少ない可能性も指摘されていますが、それがどのような意味を持つことになるのかはまだ分かっていません。
実用化が可能かは、最終的には第3相試験の結果次第ということになると思います。既存のインフルエンザワクチンは予防効果が30%台とも。
https://newspicks.com/news/2773413
「効果が低いゆえ」でしょうか? わたしが子どもの頃。学校で行われていたインフルエンザワクチン集団接種も1987年には廃止。
https://newspicks.com/news/2780660
他方、mRNAワクチンは従来のワクチンよりも効果が高いのがウリ。
https://newspicks.com/news/5919622
●モデルナ・ファイザー(mRNAワクチン):それぞれ94.1%・95%
●アストラゼネカ(ウイルスベクターワクチン)70.4%
日本では、インフルエンザで命を落とす人は毎年「万人単位」で発生し続けていました。
インフルエンザと新型コロナの混合mRNAワクチンが登場するとインフルエンザで命を落とす人も激減するかもしれません。
有史以来続いてきた「人類 vs 感染症」の戦いの形勢が大きく変化しそうです。新型コロナをきっかけに。