中朝鉄道輸送が再開 北朝鮮、物資調達を拡大
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もともと中朝貿易は新型コロナが収束傾向にあれば昨年半ばから全面再開される予定だった。昨年秋からは丹東市と新義州市を結ぶ新鴨緑江大橋を運用開始する噂もあった。中国で感染者が漸増しているが、丹東市でオミクロン株感染者が出ていないこともあり両国で鉄道輸送再開を決めたのだろう。北朝鮮は昨年半ばから中国からとうもろこし、大豆、食用油の輸入を増やしてきたので生活用品、食料の輸入が中心になるのだろう。
注目のコメント
北朝鮮は、2017年の国連の安保理決議で制裁の対象になっていて、国連の加盟国は、兵器はもちろん、食料も、繊維製品も、鉄鉱石などの資源も北朝鮮に輸出してはならないことになっています。
石炭と石油については、一定限度まで認められています。
中国がこの制裁規定を破って北朝鮮に物資を供給してきたことは公然の秘密ですが、コロナ禍にあって、中国が国境を閉鎖したことから、北朝鮮の困窮は極まってきています。
北朝鮮としては、中国からの物資は、生存にかかわるほど必要になっています。
【図解・国際】2016年以降の北朝鮮制裁決議の主な内容
https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_int_world20190308j-06-w350