漫画家の水島新司さん死去 「ドカベン」「あぶさん」
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小学生時代、中学生時代は野球にはまり、ドカベンの隅々まで読み込みました。いわき、とのま、など個性的なキャラを多数輩出、珠玉の野球漫画でした。ドカベンは漫画でなく参考書だと親を解きふせることができた唯一の漫画ではないかと思います。お世話になりました、ありがとうございました😊
R.I.P. 水島さん。
注目のコメント
『ドカベン』で高校野球を描きましたが、ご本人は中学卒業とともに丁稚奉公に出され、奉公しながら1950年代の貸本漫画時代にマンガ家として世に出ました。
1970年代にテレビが普及し、プロ野球のナイター中継が、テレビ・コンテンツの目玉になりました。その時代に『あぶさん』『野球狂の詩』など、野球マンガの大立者として一世を風靡しました。
1981年にはあだち充の『タッチ』連載が始まり、野球マンガの転換点となりましたが、それまでの時代、プロ野球と高校野球が大衆文化の中心に位置していた時代を体現したマンガ家でした。ドカベン、あぶさん、球道くん、ダントツ、男ドアホウ甲子園、一球さん、そして大甲子園ではそれぞれの主人公と明訓高校による夢の共演でした。小学校の時に読み漁りましたね。
ドカベンのライバルたち(白新の不知火、クリーンハイスクールの影丸、土佐の犬飼兄弟。。。)が他の作品の主人公たちに県予選で負けてしまうという超もったいない展開は凄いシナリオ構成だと驚嘆しました。岩田鉄五郎、水原勇気、藤村甲子園など、カメオ出演というか、チラッと出てくるスターに興奮しました。
ご冥福をお祈りします。本当にありがとうございました。驚きました。1960年代〜70年代前半の我々世代にとっては「キャプテン翼」よりも、むしろ「ドカベン」。明訓高と土佐丸高の3度に渡る死闘は今でも忘れません。週刊チャンピオンを急いで買うために、通学路を走って帰ったことを思い出しました。ある時代の野球人気を支えたのが水島先生、と言っても過言ではないでしょう。心からご冥福をお祈りします。