[14日 ロイター] - 米金融大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)が14日に発表した第4・四半期決算は利益がアナリスト予想を上回った。米経済成長の回復に伴い企業向け融資が増加したほか、コスト抑制が寄与した。

利益は86%増の58億ドル(1株当たり1.38ドル)。コーポレートトラスト部門およびアセットマネジメント部門の売却益として9億4300万ドルを計上した。

株価は序盤の取引で4%超上昇した。

一時項目を除く1株利益は1.25ドル。アナリスト予想平均は1.13ドルだった。

総収入は13%増の209億ドル。市場予想の189億ドルを上回った。

また貸倒引当金8億7500万ドルを戻し入れた。

非金利費用は11%減の132億ドル。人件費や構造改革費用などが減少した。