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今のPWRは炉心の大きな出力調整をホウ素濃度の調節で行うのですが、その方式だと短時間ではできません。そのためこれは多分、制御棒だけでやる方式だと推測します。
技術的には新しいアイデアというわけではないですが、制御棒の増強が必要なので、設計は根本的に変える必要があるのだろうなと。ただ技術的には十分見通しがあるだろうと思います。
【追記】緊急時には制御棒だけで原子炉を止めることができるはずのに、なぜ出力調整用に制御棒の増強が必要なのか?について若干の補足を。正確にお伝えしようとすると、原子炉内の出力分布云々の話になるので、それは脇において、イメージつかんでいただくための補足をすると、今の制御棒はオンオフ機能は持つものの、繊細な動きができないので、制御力の弱い棒を追加で設置する必要があるだろう、ということを意図したコメントでした。

これまで原子力は限界発電費用が安いので(燃料費用がほとんどかからない=発電コストは基本的に固定費=稼働率高く使う技術です)調整しないのが経済合理的でしたし、日本は地域の反対で調整運転はしていませんでした。フランスなどでは出力調整運転は普通にやっているのですが、日本では、四国電力が伊方原発の出力調整運転の試験をやった時も反対運動がすごかったというのが歴史。NHKの1988年のアーカイブです↓
https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009030705_00000

再エネとの共存を前提とすると必要な機能だということでしょう。SMRではなく中型炉でこれができるというのは売りになるでしょうね。
昔、電力制御の研究も実はしてたのでちょっと蘊蓄があるのですが。

これ、なにげにめちゃくちゃ重要な技術だと思う。基本的に原発はベース電源といって需要に応じて変動させることなく一定量を発電させ、需要の不確定性に応じた増減は火力と水力が担っていた。水力は限られているので日本だと結局火力が必要になる。

そこへきて再生エネルギー。その導入は供給側にも不確定性を生むため、やはり火力による調整が必要になるというジレンマでした。原発の出力をもっと柔軟に変えられるなら、火力を減らせるということ。もちろん15分以下の時間スケールの変動もありますからゼロにはできませんが。

もちろん原発というと日本ではセンシティブな話題なのは承知しています。やはりあんな事故がありましたから、僕は向こう数十年のスパンで脱原発を進めるべきと思います。しかし短期的には、温暖化対策と電力確保の観点から、原発は必要と思っておます。反対か賛成かのゼロイチで分かれて対立するのではなく、短期的ゴールと長期的ゴールを分けて考えるのがいいと思っています。
気になるのは、1時間ほどの同程度の発電量を蓄電をするための施設と、この変動調整を可能にするためのコストだと、どれくらいのコスト差があるのか。

原発の強みはベースロード電源として安定していること。そして、記事によると通常の原発の出力調整は1時間ほど。
逆に、1時間ほどの差であれば、別の方法で蓄電をできれば実質的には調整できるのではないかというのが、上記の背景。
もちろん、早くに出力を落とせるほうが安全性が高まり、総合的なリスクコストとしてこういうオプションを入れるという側面もあるのかもしれないが…
面白いですね、すごく興味深い。
追記)
気になって聞いてみたのですが、制御棒の大幅増強による出力調整が研究ベースではされているそう。
(現行では制御棒挿入に加え、原子炉のホウ素濃度を上げて出力低下させています)

原文)
しかし、原子炉の出力を急減できるのだろうか?
素早く解列して蓄電池に蓄電するシステムを組み込むとかなら考えられるのかな...?
竹内純子さんのコメントが一番参考になります。
ゼロリスクではないですが、他国では運用実績がある手法です。

ただ、老朽化したPWR/BWRを運用するのか?それとも、米国のように、より安全な新型の原子炉に置き換えるかは、戦略的な判断ポイントでしょう。

もともと、PWR/BWRは、原潜用にコンパクトさがウリで開発されたものが、工業用にも転用されたものなので、違う側面でみた場合、より安全に発電できる原子炉の方式は、いろいろあります。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
三菱重工業株式会社(みつびしじゅうこうぎょう、英語: Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.)は、三菱グループの三菱金曜会 及び三菱広報委員会に属する日本の企業。川崎重工業 (KHI)とIHI(旧 石川島播磨重工業)と共に三大重工業の一角を成している。本社は東京都千代田区丸の内。 ウィキペディア
時価総額
1.03 兆円

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