教員免許更新制、7月に廃止へ 政府が法改正方針
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教員免許更新のタイミングで教員を離職しました。
その年の3月(前年度:学校は3月までだから)まで勤務していた高校に更新講習に申し込むための書類を持参して、勤務実績期間を記載してもらい学校の証明のようなものを書いていただいて更新講習を受けて良いということになりました。
更新のタイミングで産休の人、私のように別の仕事についている人にとっては更新講習を受ける許可を得るためにも一手間かかり、結果としてより教員不足につながってしまったような印象を受けます。
免許を持っていてもなんとなく30歳までに一度も教壇に立っていないと教員に慣れないような慣習もあったような印象もあり、少子化であるのに教員が足りないという一見矛盾している問題がなんとかならんものかと思っています。
かくいう私も離れてしまっておりますが・・・。
注目のコメント
私の姪が、教師になることを目指していたが正月に会った時にそれは諦めたと聞きました。教育実習で酷い目にあったとか。
もちろんそんな環境の学校ばかりじゃないのは理解した上で、それでも先生になろうと思っていた心は折れてしまったようです。
それでも民間企業への就職が決まったようで、それはなによりだったけど。
ただ、教育実習で酷かったのは指導担当だった先生やその上司にあたる教頭だったようで、そんな人たちが先生として教育の現場にいるのはどうなんだろうね、とは思いますね。
人間性としてダメな人がいる可能性があるなら、教員免許の更新制は上手い運用を建てつけて継続しても良かったのでは、と思わなくもない。
いくら人手が足りないからといって、人間性に難ある人が先生をやっているのはどうかと思う。賛否はあれどこれは廃止でよかったです。時間もお金も労力も、教員にとっても受講を引き受ける大学側にとっても巡り巡って子どもにとっても何もかもほとんどプラスにならないものでした。
教える側も学ぶ側もやらされ仕事である程度のやる気しかなくやっていたし、どれだけやる気をもって行っても有意義な学びなんて一握り。時間、お金、労力に対する効果は限りなく薄いものでした。(数年前に受講済み)
内容は、大雑把にいえば、半日から1日かけて大学教授等の講義を受けるのを、夏休みなどを使って、いろんな大学を巡りながら計4-5日間やるものです。講習費は受ける教員の自費で数万円。事前事後の手続きも分かりにくい上に煩雑で、本来の業務を邪魔していました。
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何度も書いていますが、教員の学ぶ機会はこれでなくとも、自校での研修、学区ごとの教科ごとの研修、市町村教育委員会の研修、県教育委員会の研修、その他○○連盟の研修など、山ほどあります。本当に教員に力をつけさせたいならば、これらの溢れかえる講習や研修を精査して、効率よく密度の濃い学びをできるようにするべきです。人は増やされた時間分に比例して、学びを得られるものではありません。
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また、他の方がおっしゃられているような不適切教員(淫行や暴力を始めとした不適切な行為をする教員)は許されるべきものではありませんし、同職としても世間や子どもに対して申し訳ない気持ちでいっぱいですが、その炙り出しや免許取上げなどはこの制度ではできませんでした。講習を受けて手続きをすればみんな通るようなものだったのですから。
不適切教員の炙り出しにどんな方法があるのか、現場や教育委員会も頭を悩ませながらひたすら指導とチェックと研修ばかりが多くなっていきますが、この免許更新制ではなかったことは確かです。更新が形骸化していたり全く無意味な内容であるならば、必要なものに変えれば良いと思います。
学力と人間力、ティーチングりょく。現在ならばIT関連も。
これだけ重要な仕事が一度つけば何をしていても安泰なんて危険すぎます。昨今の事件を見ていても積極的に制度活用をし、不適切な方々には引退していただくことが大切と思います。
なんの職業でもスキルアップは必要です。殆どの方々は自費でプライベートな時間を使ってしていることです。
しない方はそれなり、もしくはリストラ対象になるのが現実。
教員が足りないのは何故でしょう?
希望者が激減する理由は?
多くは内部にあるのではないでしょうか?
足りない現在、教職希望者の全員が教師になっていますか?
これ、企業ならば大問題ですよね。なんの不備もない学生さんが第一志望で面接に来た。それをお断りされたってことは。
その原因を作ったのは何?