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第三者からの提供精子での人工授精(AID)が認められているので、それでも妊娠しない場合に体外受精へステップアップ可能とするのは合理的です。むしろ、提供精子では人工授精までしかできない、という方が不自然です。

提供者が合意すれば提供者の情報を子に開示するとのことですが、ここは法整備が急がれるところです。善意で協力してくれている提供者に不利益が及ぶことのない仕組みが必要です。
AIDで生まれた横浜市の医師加藤英明さんの訴えを聞いた時、出自を知る権利の重さが改めてわかりました。慶応大の学生から精子提供を受けて生まれた加藤さん。そのことを知らないまま育ち、同じ医師の道を選んだことに、血のつながりの深さ、本当の父親がわからないつらさ、そして加藤さんを育てた両親の気持ち、様々なことが他人の私の中でも去来しました。現在の制度は現状追認を繰り返した継ぎはぎのような面があります。すでに超党派の議員たちが議論を続けてはいますが、改めて本質的な議論としっかりとした制度設計が必要です。
私自身が医学部を卒業し、産婦人科医となった者です。
大変重い決断をされましたが、実施クリニックは大学とも関係がある、経験・症例ともに豊富なクリニックであり、ここが行う意義は非常に高いと思います。

もちろん賛否両論あると思いますが、私は賛成です。
条件としてクリニックは
・夫婦の子供への告知義務
・非匿名で行い、18歳以上になると精子提供者と子供が接触可能
・子供の近親婚を回避するための確認が可能
・当事者家族の会を開催
を掲げ、無論これまでに出ている学会ガイドラインなどを踏まえた上で対応し、実施に際しても細かい条件まで詰めています。
さらにはパブリックコメントを募集するなど、大変熟慮した上での対応がなされたと思います。

先日pickしましたが、個人間の性行為による精子提供が行われ、しかも身分偽装が判明し問題となりました。
どうしても夫婦のみでは子供を望めない夫婦が、この様な選択肢が途絶えている事は、さまざまな問題を引き起こしています。
しかし法制度の整備などは不十分であり、特に年齢的な制約の大きい不妊症患者にとっては、法整備を待っていられないのが事実です。

そうであるならば、きちんとした医療機関が、適切な方針を開示した上で行うことの方が遥かに有益ではないでしょうか。
子どもの「出自を知る権利」を守るのは、とても悩ましいところだと思います。

子どもが大きくなって精子提供者に会いに行ったら、平穏な家庭を営んでいた精子提供者の生活に波紋が生じるかもしれません。

欧米と違ってウエットな国民性なので、「生物学上の子ども」が突然現れた時にどうなるのか…不安です。
知る権利は、知らないでいる権利とともにあります。

1つの医療機関でどこまで情報が管理できるか。数十歳で改めて知りたくなったら?
(20年までが保管義務とすると、少なくとも20歳までにはAIDであること自体はその時点で伝えておかなければいけないことになります)

難しい問題ですね。
不妊治療の背景に親の高齢化があると思います。

私は、大企業が卵子を凍結することを福祉サービスとして提供したり、高齢出産をさらに促す流れを作るのに疑問を感じているので、体外受精もその流れの一つだと感じ、モヤモヤします。周囲の40代親、30代親、20代親を観察すると、歳をとるほど体力的にしんどそうです。祖父母も高齢化して、あまり助けを得られていないようですし、お金持ちで育児/家事代行サービスを沢山利用できるならともかく、普通の家庭だとかなりしんどいのではないでしょうか。育児代行サービスも、お金で雇われた人がどれだけ子供と親密な関係を築けるのか気になります。それに、子供も自分の存在をどう考えるか、悩むことがあるのか、考えてしまいます。

子持ちからは、ワンオペ、無理ゲー、育児疲れという言葉を良く聞くし、実際にここ10年児童虐待も増えているようですし、子供を育てやすいとは言えない社会で、無理に子供を作らなくても良いのではないかと個人的に思います。子供がいないならいないで、他のうちの子供を可愛がって親密な関係を作れるような社会にすれば良いと思います。そうすれば親の育児疲れも軽減できるし、子供に逃げ場を増やすことができるし、過度なストレスを受けて精神を病む子供の数を減らすことは、彼らが大人になって必要とするケアの費用を考えると経済的にも良いのでは。特に6歳以降からは友達や先生など、親以外へ世界を広げて行こうとするそうです。親だけが子供と特別な関係を持つ特権がある、というメンタルモデルをやめたら良いと思います。
日本のやり方は非常に先進的で中国も取り入れるべきです。
生殖補助医療を考えるときに割とおいていかれてるのが、将来の相続の問題。
契約を交わした時点で何かしらの相続についての整理が既にされているのだろうか?