東京都 感染急拡大 警戒レベル上から2番目に引き上げへ
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ある人が緊急事態宣言が即座に出る、5日遅れる、10日遅れるで感染ピークがどう変わるかのシミュレーションをした。
https://twitter.com/jun_makino/status/1480775313324122113
僕はそれを見て驚愕した。感染者が急増するシミュの結果にではなく、そのシミュのありえない前提にである。即座に頭に浮かんだ言葉は『机上の空論が過ぎる』でした。
異論1▶ 2日で2倍がそんなに続いた国ってある!??
(UKも南アフリカも鈍化して1ヶ月もたたずピークアウト)
異論2▶ 感染者が少ない時から緊急事態宣言を出すか?
異論3▶ 緊急事態宣言でそれだけ減る根拠は!??
どれだけ人流を抑えたらその高い実行再生産数を急減させられると考えているのだろう・・・。ついでに言えば緊急事態宣言が出なかった場合はそれ以上に増えるってことでしょ!??
そんな疑問だらけのシミュに対してリツイートをしていたのがあの8割おじさんこと西浦さんでして・・・。彼のツイートをあらためてみていても、急増している時の南アフリカのRtをデルタと比べたり今だとアメリカの被害のデータばかりRTしていて、偏ってるなぁ・・・って思ってしまった。東京都のモニタリング会議は今日の会合で感染状況の警戒レベルを一段引き上げて上から2番目にする方針だそうです。医療体制については「現在の最も低いレベルから1段引き上げて上から3番目のレベルとする方針」「このうち感染状況は4段階のうち上から2番目に引き上げる方針です。引き上げは2週連続で、上から2番目のレベルになるのは去年9月以来」
「レベル3」になるのは良いのですが、
それでどうなるのかが、
記事に全く含まれていないのは、
どう言うことなんでしょう?
公式資料によればレベル3とは
「一般医療を相当程度制限しなければ、
新型コロナウイルス感染症への医療の対応ができず、
医療が必要な人への適切な対応ができなくなる
と判断された状況」のことです。
様々な指標に基づき都道府県毎に推計された
「3週間後に必要とされる病床数」が
確保病床数に到達した場合又は
病床使用率や重症病床使用率が50%を超えた場合に、
都道府県が総合的に判断する。
とされています。
東京都の新型コロナウイルス感染症対策公式サイト
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp
によれば、
2022年01月12日時点では病床使用率は13.7%ですが、
現在の状況が継続すると、
3週間後の2月第1週には50%を超えると推計された
と言うことです。
一般診療を制限しても
新型コロナウイルス感染症への医療に
対応できない状態になると「レベル4」となり、
「確保病床を上回る要入院患者が発生」して
限りある医療資源を活用する為に、
最前線の医師が「生命の選択」をせざるを得ない
と言う状況になる訳です。
補助金を受けるだけの幽霊病床が無いと仮定して、
今後ドンドンと病床利用率が増え続けるならば、
こうなる前に早々に政府が「災害認定」を行い、
医療圏や都道府県、地域を超えた連携をして、
必要な入院治療が行える体制を稼働させなくては
いけないと思います。
ちなみに4段階のレベル分類は
コチラの資料にある通りです。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai10/newlevel_bunrui.pdf