食べログ、裁判でアルゴリズム「異例」の開示 評価透明化なるか
コメント
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これもし全て開示させられてるとしたら悔しいだろうな…
食べログのシステムって
当初→1人一票方式にかなり近いものだった
のが、サクラを沢山雇って点数を上げる(Googleの様に多くの人がアカウントを持ってるものじゃないのでアカウントいっぱい作ったりすれば評価の大半をサクラがしめる、最初はユーザー数が少ないから1ユーザーの影響度が高いのもあって店舗側が簡単に操作出来た)事が出来たのが
5,6年くらい前(大都市圏では)→ユーザー数も増え、食べログの影響度が店舗側にとっても大きくなってきた時には投稿数が多いユーザーの影響度が高くなるようにした。
ただこれも比較的店舗側が操作しやすかった為(いわゆるキャッチ居酒屋とかで販促に執念燃やしてる所にとっては攻略がそう難しいアルゴリズムではなかった)飲み放題1,000円で入ったはずがコンビニで買った100円の冷凍食品を食わされて不味い酒飲んで5,000円です、みたいな店が3.4とか取れるようになってた。
で、恐らくそもそもぐるなびの凋落はそこから始まった(アホみたいに広告費積んでサイトの見栄えを作れば中身が何だろうと売れる店を量産してる事がバレてきた)のを教訓に徹底的にユーザーの調査をして大量のユーザーがブラックリストに入ったと思われるのが3,4年前。
その後は細かく調整を繰り返して口コミが多いだけでなくその他の要素(ここが開示されたアルゴリズムの部分)をふんだんに取り入れて少なくとも店側の恣意的な操作をしづらくして、飲食店のジャンルごとに良質と判断され続けているユーザーが定期的にいい口コミを入れている事で初めて点数が上がっていく様な仕様になっていってます。
最近も結構大きめの変更あったっぽい。
3.5以上は何%、3.4以上は何%などの決まりを作ってふるいにかけてしばらくそのまま運用、各点数帯ごとの店舗割合が偏ってきたらまた変更をかけるというイメージ。
仮に有料プランで点数的な恩恵を受けられる仕様だったとしても長年いくつかの地域のランキングとアクセス数を分析してきた目から見ると点数にして0.1も影響ないと断言します。
中の人ではないので正確じゃないと思うけど大体そんな感じです。
Googleの評価は食べログと違って現状は完全に1人一票方式だしユーザーも多いけど高得点は結局高級店と超コスパ店がほとんど。
書ききれませんでした。笑
注目のコメント
アルゴリズムの開示って、もう長年受け継がれた伝統のダシの製造方法を教えるようなものですね。正直これはカカクコムがかわいそうかなと思ってしまいます。原告の主張も理解できますが、集客を食べログに大きく左右されてしまう経営の課題もありますよね。仮に今回ので原告が勝利でもしたら、同じようなケースの飲食店も同様に裁判を起こしそうです。
デジタルプラットフォームに課される規範としては、取引上の優越的な地位を利用して不当に取引相手方に不利益を課す行為をしてはならない。コンプライアンスはエンフォースされる法律のみ遵守すれば良いという要請ではないことに照らして企業としての行動を規律する必要がある。コンダクトリスクの管理は金融データに限らずデータ一般を取り扱う事業者にとって必須の機能・スキルと思います。
非常に興味深いです。少数のプラットフォーマーに生殺与奪を握られる世界は、健全とは思えません。プラットフォーマーが公的な存在に変わっているとすれば、アルゴリズムの開示は避けられないように思います。
この問題はかなりやっかいです。たとえば、「食べログがダメなら、Googleの点数をあげればいい」といっても、Googleの検索順位が食べログの点数と関連している恐れもあります。現実にはもっと複雑でしょう。アルゴリズムを開示しても、人間にはそれが理解できないかもしれません。そのとき、司法はどう判断すればいいのか。
プラットフォーマーへの法的規制が欧州でさかんに議論されていますが、同じ問題だと思います。われわれはインターネットとの付き合い方を考え直す時期に差し掛かっている気がします。