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アルゴリズムの開示って、もう長年受け継がれた伝統のダシの製造方法を教えるようなものですね。正直これはカカクコムがかわいそうかなと思ってしまいます。原告の主張も理解できますが、集客を食べログに大きく左右されてしまう経営の課題もありますよね。仮に今回ので原告が勝利でもしたら、同じようなケースの飲食店も同様に裁判を起こしそうです。
デジタルプラットフォームに課される規範としては、取引上の優越的な地位を利用して不当に取引相手方に不利益を課す行為をしてはならない。コンプライアンスはエンフォースされる法律のみ遵守すれば良いという要請ではないことに照らして企業としての行動を規律する必要がある。コンダクトリスクの管理は金融データに限らずデータ一般を取り扱う事業者にとって必須の機能・スキルと思います。
非常に興味深いです。少数のプラットフォーマーに生殺与奪を握られる世界は、健全とは思えません。プラットフォーマーが公的な存在に変わっているとすれば、アルゴリズムの開示は避けられないように思います。

この問題はかなりやっかいです。たとえば、「食べログがダメなら、Googleの点数をあげればいい」といっても、Googleの検索順位が食べログの点数と関連している恐れもあります。現実にはもっと複雑でしょう。アルゴリズムを開示しても、人間にはそれが理解できないかもしれません。そのとき、司法はどう判断すればいいのか。

プラットフォーマーへの法的規制が欧州でさかんに議論されていますが、同じ問題だと思います。われわれはインターネットとの付き合い方を考え直す時期に差し掛かっている気がします。
私は、食べログのコメント欄にある私小説的なレビューが、大の苦手です。筆マメなのでしょうが、痛々しく感じます。

ツイッターも、オープンメディアの形式を取りながら、思い込みが激しくマウント命な人(特に中高年)のインナーサークルになっている印象です。よくもまあ、飽きないもので、その熱量を違う方向に。。ともかく、然るに、私は検索だけし、色々な情報を取捨選択しています。

アマゾンのレビューもそうです。冷静なコメントもあれば、正に思い込みだけで憂さを晴らす人間がいます。それを放置する企業の姿勢は表現の自由を曲解しているだけだと思いますが、言い換えればユーザー側の判断力が問われます。空中戦は冷たい目で見るに限ると思います。

こうした点、実は若者や子どもの方が、メディアリテラシー教育を受けている分、冷静かもしれません。コメントビジネスは、NPもそうですが、実はオッサンオバハンの自閉的な世界なのかと、自戒を込めて感じます。自らは罵声を浴びせている割に、自分が傷ついたと感じたら異様に噛み付いたりするオトナの様を、若者は冷たい目で見ていることでしょう。

他方で、若者にどう訴えかけていくかは、メディア、コミュニケーションのあり方として、かなり深刻な問題なんだと思います。

関係ありませんが、ザ・ベストテンもブラックボックスでした。
SNSやGoogleによって影響度は以前より下がりましたが、それでもグルメサイトの中では食べログの1組辺り来店コストは一桁違うくらいアクセス数も来店率も良い傾向にあるため、駅前立地ではまだまだ対策として重要です。
これはアルゴリズムの問題というよりそれを恣意的に操作している企業の問題では?食べログが同社のレストラン向けサービスの顧客にならないレストランの評価を下げたという話を聞いたのは一度ではありません。
そのようなことが事実なら、ユーザーにとってもサービスの質は低下します。何年も前から有料ユーザーとして食べログを使ってる1人として改善を求めます。
アルゴリズムを開示せよというのは必ずしも合理的な要求には思えません。
それを開示したとして、そのアルゴリズムから逆算した店作りやメニュー作りをして、点数が上がっても、それで本当にその店に力がついたと言えるのか、大いに疑問です。これを許せば、ミシュランの星も形式要件を満たすことで取れてしまう可能性があり、そのようにして機械的に得た星に価値があるのか、議論が分かれるところです。食べログの点数にしても、ミシュランの星にしても、消費者がおかしいと感じ、それをあてにしなくなって淘汰されていくというのが健全なあるべき姿で、今回の訴訟の議論は、美味しいものを知らない被告と原告の無益な言い争いにしか見えません。
こんなん言い出したらGoogleもFacebookも Amazonもアウトじゃない?
プラットフォームに集客を頼る以上、このリスクは当然あると想定してビジネスやらないと。

僕は広告関係の仕事をしてますが、ウェブ広告の審査落ちで理由が明記されることはほぼないし、それが当然と思って集客ポートフォリオの分散は常に考えてる。
とても興味深いです。
しかし、食べログのアルゴリズムは知見がなくても理解できるほどに単純ではないのでは?

構成する変数に有料会員かどうかや、広告課金額等の供給サイドの都合は入っておらず、消費者サイドの変数のみを利用していることを説明したとかでしょうか。

ほとんど多くの人たちにとっては、点数自体以外は興味なく、開示されたところでアルゴリズムは見ないでしょう。開示して喜ぶのは、それを自分たちのメリットとして利用しようとする人たち。その中には、まさに悪用もあるでしょうし、盗用も、風評の流布もあるでしょう。

私はオープンな開発と、倫理的な議論を続けていくことが正義であると信じておりますが、難しい論点ですね。興味深い。
どっちもどっちという気もします。

私は、Amazonなどで買い物をする際、レビューなんて見ないですし、★が少なくてもまったく気にしません。食べログなんてそもそも見もしません。

レビューを見て意思決定するのは、大げさに言えば、他人の奴隷になっている、他人の人生を生きているようなもの。自分の感覚を大切にして自分の人生を生きたいものです。

工藤さんがコメントされているとおり、飲食店は食べログに集客を依存するモデルを捨てたほうがいいです。おそらく、そういうお店は「このお店じゃないといけない」理由がないので、このコロナ禍で特に苦境に追い込まれたところが多いと思います。

私の知人が経営しているお店はレビューサイト対策は一切やらずに、純粋なファンに支えられるお店作りをずっとしていたため、むしろコロナ禍にもかかわらず創業以来最高売上を記録しました。

この異例裁判を見て、「よーっし、ウチも食べログをぎゃふんと言わせたるぞ!」なんて考えを起こすより、むしろ、これを機にレビューサイトに依存しないお店作りを目指したほうが賢明だと思います。
購買支援サイト「価格.com」や、グルメサイト「食べログ」など認知度の高いWebサービスを複数運営。収入は掲載店からの手数料や広告、有料課金等。オンライン展開が中心のファイナンス事業も開始。
時価総額
3,632 億円

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