スタートアップの資金調達面談をピッチ動画に置き換えるべき理由
Coral Capital
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スタートアップの起業家にとって資金調達は時間がかかる上に多数のVCとのやり取りが大変。そこで米国では最近、
「Loom→Zoom→Room」
が広まっています。Loomはスクリーンキャプチャで動画を取りながら、カメラで顔も合成してくれる動画コミュニケーションツールです。
まずLoomでピッチ動画だけをVCに送り、本当に関心のある投資家(クオリファイド・リード)だけとZoom面談をする。そして、最後にRoomということで実際に会う。最後の部分はコロナで議論が分かれるところですが、Loom、Zoom、Roomは語呂も良くて、フレーズとして流行る理由もわかります。「Loom→Zoom→Room」方式、先日のオフトピでも紹介されていましたね。
たまにプロダクトの利用手順を事前に動画共有いただくこともありますが、スタートアップ/VC双方にとって極めて効率が良いので、「Loom→Zoom→Room」方式の活用を私も推奨します。
敢えて難点を挙げるとすれば、Loom動画が不特定多数に頒布された際に、有価証券の募集と見做されないかという点でしょうか。「Loom→Zoom→Room」良いですね!
わたしが最初に作ったStartupでも、同じ内容のピッチを数多のVCやCVCの皆さんに繰り返し続けていた記憶が。ただ、
●ピッチとその後の質疑応答でピッチ自体がブラッシュアップされていく
──という効果があったりも。ピッチをこなしまくった百戦錬磨のStartup CEOはともかく
●シード期である
●ピッチは手探り状態
──という場合は「Loom→Zoom→Room」方式の「Loom」で足踏みしてしまう可能性はあるかも?