パウエル米ＦＲＢ議長の議会証言要旨

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注目のコメント

• 井上 哲也

  野村総合研究所 金融デジタルビジネスリサーチ部　シニア研究員

  ・2022年01月12日

  金融政策の面では、保有資産の規模縮小が年内に開始されることを明確に示唆した点が注目されます。しかも、前回よりも早いペースで行うとすれば、前回はそれほど問題にならなかった利上げペースとの関係や調整も論点として重要になります。
  
  その一方で、前回に比べて保有資産の満期構成が短いために、前回と同じく保有資産の償還を活用するアプローチをとったとしても、いわば自然に早いペースでの資産圧縮が実原することにも注意する必要があります。