コロナ救済で入試柔軟化 共通テなし2次試験で合否
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末松文部科学大臣会見(令和4年1月11日):文部科学省
https://www.youtube.com/watch?v=5NKSRve0nmc
記者「共通テストを受けなくても抜け道ができるのでは?」
大臣「今そういうことがあるかなとご指摘を受けて初めて気づきました」
数学とかの勉強はやめて、共通テスト(旧センター試験)は受けずにおいて、総合型選抜だけ受けて合格、というパターンもありえますね。ここまで感染者数が拡大していると少なくない方が入試を受けられない事態は避けたいということですね。柔軟に対応することは良いと思いますが、正規に受験した方とも不公平感なく運用出来ると良いですね。
私大は個別入試の枠内で後期も含めて対処する,と答えるでしょうが,国公立はどうするのでしょうか。
正直,独自枠を何枠か設ける,等の形しか私は無理と考えます。
例えば名古屋大学の理学部には共通テストがセンター試験だった当時から,数学または理科の2次入試の成績が著しく良い場合には15%を上限として2次入試のみで合格させることがある,というルールが実はありました(20年前の情報)。こういうものでもあれば,その範囲で,という説明ができます。こうしたルールは旧帝大系の中では,確か名大にしか無かったと,理学部に関しては記憶をしています。
一方,足切り型の場合にはそうは行きません。そして,共通テストは共通1次試験時代の導入意図を考えればまさにその足切りの側面がある訳です。
新型コロナ開始時期から,共通テストのみの結果で判断をせざるを得ない事例を想定しての在り方というのは一部国公立では取られてきました。それが実現できたのは追追試があったからです。本来はそれで対処すべき事案でしょう。
正直,個別入試でのコロナ蔓延での危険性の方が大きいとは思います。