北朝鮮から弾道ミサイルの可能性あるもの発射 被害情報なし
NHKニュース
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詳しい飛距離や弾道軌道のデータがまだ発表されていないのでなんとも言えませんが、どうやら発射したのは一発のみで、距離も短距離であったようです。
二連装のイスカンデルタイプは一度に二発打つことが多く、前回に次いで極超音速ミサイルの滑空弾頭の試験か、あるいは同じ文脈で昨年失敗したとみられる別種類の滑空弾頭をもつ極超音速ミサイル火星8号かもしれません。
政治的目的は小さく、兵器の技術的改良のための発射とみられますが、いずれにせよ着々と兵器開発を進めているのは間違いありません。北朝鮮の金正恩総書記が1月にはいり、「朝鮮半島の軍事環境が日増しに不安定になっている」と言及した直後にミサイル発射を続けている。2022年も北朝鮮は軍事力建設計画の照準をミサイル能力の向上に合わせている。「朝鮮半島の軍事環境が不安定になっている」との根拠は、近く始まる米韓軍事演習の開始、米国の中距離弾道ミサイルの東アジアへの配備構想、米朝対話が進まないことなどを意味しているのだろう。近く中国とロシアは国連で「朝鮮半島の軍事環境不安定化の背景に米国の軍事政策がある」と説明することだろう。2022年、東アジアは「ミサイル開発競争の年」になる。