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風邪と闘うT細胞が新型コロナを防御も=英研究

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  • 医師・医療経済ジャーナリスト 南日本ヘルスリサーチラボ 代表

    Nature (オープンアクセス版)の論文。

    「風邪のようなコロナウイルスに感染した時に体内で作られる既存のT細胞のレベルが高いと、新型コロナを防御できることが分かった」イギリスの多くの家庭内濃厚接触者もこうした交差反応性T細胞で撃退していたらしい、とのこと。
     
    当初からず〜〜っと言ってますが、実はコロナ、広く拡散してたけど、多くの日本人・東アジア人も交差免疫で撃退してた可能性ありますね。
    そう考えると、インフルエンザが2019年の秋から突如いなくなったこともウイルス干渉で説明が付きます。

    こうした研究が日本からもどんどん出て来てほしいです。
    (理研が頑張ってくれてます!)


注目のコメント

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    専修大学 商学部教授

    これまで、中和抗体が高くなることで(簡易的に)ワクチンの効果が得られているように説明されていましたが、実際には、抗体に暴露されると「中和抗体が高くなった(=液性免疫の高まり)」「T細胞が活性化した(=細胞性免疫の高まり)」という2つの経路により免疫獲得されることが知られています。

    実際に感染率の抑制を見る(臨床試験)を行うと、この点はカバーされるはずですが、中和抗体の変化(臨床検査値の変化)だけでは、ワクチンの効果は正確に測定できないと言われているのはこの点にあります。

    新型コロナの家庭内接触者で発症しなかった方が他の感染症により活性化されたT細胞の働きと思われる効果により、発症が抑えられることが、臨床で確かめらたことは治療アプローチの拡大につながるため、極めて朗報だと思います。

    記事は第2世代のワクチンの開発ターゲットがT細胞にあると説明されていますが、ワクチンの作用機序としては既知の範疇です。この記事中のワクチン開発への展開に関しては、「T細胞の活性化も開発時に見ていくことにする」というワクチン設計により、より効果の高いワクチンが見つけられないかを模索する「設計思想」について話しているのだと思います。


  • 新型コロナウイルス曝露後にPCR陽性となった人と陰性になった人との免疫細胞を初期の段階で比較した時、T細胞(IL-2-secreting cross-reactive T cells)の組成に違いがあった、という研究報告。IL-2は、Th1細胞が産生するサイトカインで、ウイルス感染細胞に働くCTL(細胞障害性T細胞)(特異的)やNK細胞(非特異的)などを誘導する働きがあります。

    今回の新型コロナウイルスによるpandemic以前から、「コロナウイルス」という種類による感染症はありましたが、そういったコロナウイルスに過去に感染したことがあると新型コロナウイルスにも罹患しにくいということを、今回の研究は示唆しています。ややサンプル数が少ない印象ですが、これを元に今後はより効果が高いワクチン開発への応用が期待されます。

    Kundu, R., Narean, J.S., Wang, L. et al. Cross-reactive memory T cells associate with protection against SARS-CoV-2 infection in COVID-19 contacts. Nat Commun 13, 80 (2022). https://doi.org/10.1038/s41467-021-27674-x


  • ロータリー・マッチング 代表

    一般的な風邪と闘うコロナウイルスT細胞が多いと、新型コロナウイルス感染症を防御できる可能性があることが明らかになり、第2世代の新型コロナワクチンへのアプローチにつながる可能性があるそうです。

    現行の新型コロナワクチンはスパイクタンパク質を標的としているが、スパイクタンパク質は定期的に変異し、オミクロン株のような変異株を生み出し、症状を示す感染に対するワクチンの効果を低下させるとのことです。


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