将来、役に立ちそうな教科は? 高校生に聞く
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芸術は最下位ですね。でも私は芸術を頑張っているからマーケティングが上手になったと確信しています。長い話を端折って言うなら(なので誤解があったらすみませんが)、共感できないとマーケティングなんてできないし、そのためには「自分の感動、心が動くとは何か」についてよく知る必要があり、そしてやっぱりすごい恋愛と芸術が1番深く心を揺さぶってくれると考えるからです。ですからいいマーケターの受講生にはなんでもいいから芸術を趣味にひとつ持つと良いよとお薦めしています。なお、私が本当に素晴らしいと思うマーケターの方々は、みんななんらか芸術的な趣味を持っていますね…
注目のコメント
こういう記事を見ると、大学生の時にさすがに役に立たないだろうと思ってギリシャ語、ラテン語、ヘブライ語の授業を取るかどうか迷っていると社会人の知り合いに相談した時、そういう役に立ちそうにないものこそ後からためになるんだよと言われたことを思い出します。当時の自分はあまり共感できなくて結局これらの授業を取ることはなかったのですが、今思えば取っておけばよかったなと思い返すことがよくありますね。
歴史 文学 美術 哲学 宗教などのリベラルアーツは深く学ぶことで思考の幅と深さが出ます。これは今になって、若いうちからちゃんとやっておけばよかったと思うことばかり。「考え方」を学ぶって大切ですよね。
いっぽう実学の部分は必要に迫られてからでもなんとかなるものかと。
とはいえ、役に立つ立たないという二元論で教科を捉えることはもったいないなあと思います。どの教科も、思考の礎になっていたり、広い視野を持つきっかけになっていたり、それと気づかぬうちに人間形成に関わってたりするものじゃないかと思うのです。
私は文学と世界史と哲学、地理、倫理をもう一度学びたいです。私はよく勉強をドラクエに例えます。
素手で戦っているだけではスライムしか倒せない。少しずつ経験値を積んでレベルアップしてお金をためて、装備できる武器や防具、使える呪文を増やしていく。レベルアップしないと使えない武器や呪文がある。みなさん楽しんで「修行」しているはずです。
「将来役に立ちそうな呪文は?」とか、「立たなそうな呪文は?」という質問はあまり意味がないことは想像つくのではないかと思います。そりゃあ、ゲームクリアするまで使わない武器や呪文があることは否定しません。しかし、プレイヤー誰も全く使わないものはなく、皆さん適材適所と自分の好みで使いこなしているはず。
ここから先は私の個人的な経験です。
・「芸術」が最下位ですが、友人はみな音楽や絵画に関する造詣がとても深く、私は皆との会話についていくためにこっそり勉強しています。音楽1つとってもクラッシック、ロック、ジャズ、オペラ、ミュージカル様々です。
・「保健体育が」ブービー。私は他者との競争になる体育は苦手ですが、運動は大好きです。特定のスポーツが上手になるほどの習得はできませんでしたが、体の動かし方を色々と学んだことはその後のスポーツに生きていて感謝しています。あと、体育教師をしていた友人の話では意味がなさそうに見える幅跳びであっても、あれは「ちょっとした亀裂や小川などを飛び越せるかどうか自己判断できるように」を体感させているのだそうです。それが役に立つのは一生に一度あるかないかですが、知っているのと知らないのとでは大違いですね。