名大推薦入試に女子枠創設へ…23年度から工学部の2学科で
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私は京大→東大の機械系の工学部で、女性比率は常に少なかったです。例えば京大の航空宇宙同期は20数名中0名。東大の所属研究室は他大も含めて19名中2名。内定先も航空宇宙関連ですが、研究職採用としては僅かでした。
機械系に限らず理系全般においてですが、大学の特に3回生-院までは非常に忙しいため必然的に専攻内・研究室内の狭い空間の人間関係が大切になり、その空間が圧倒的男臭さを誇ることは女性を遠ざけているだけでなく、男性さえも遠ざけていると感じます。多様性云々じゃなくてブランドイメージの毀損ですね。
時限的でいいので10年ほど全ての旧帝の枠を男女半々にして、その後解除した11年目の志願者数、合格者数の男女比率をぜひ見てみたいです。私の予想ではそれでも機械系は6:4や、7:3くらいに戻ると思いますが、現在の9:1や10:0の状況は改善されると予想します。
最後に、このような措置が取られていたら私や理系同志達は京大東大に受からなかったかも知れませんが、出身大学の偏差値が数ポイント減ることで文系並みの華やかな学生生活が手に入るなら、私を含めて"安いお買い物"程度に考える人はかなりいる気がします。公平さ云々言っている方もいますが、ガチな理系にとって"どの専門を選ぶか"に比べて"どの大学出身か"は比較的重要ではありません。
注目のコメント
女子にとって動機づけになると思います。工学部は女子が少ないイメージがあり、内容に興味があっても「でも女の子少なそうだし、過ごしにくそうだな…」と躊躇ってしまうかも。学力が高く、ある程度受験先を「選べる」立場にあれば、尚更そういう点が気になるかもしれません。
そこで「女子枠」があれば、少なからず自分以外にも女子がいるし、大学も歓迎してくれてることが入学前にわかる。
高校や予備校側も、女子に対して勧めやすいと思います。
優秀な女子は争奪戦になるでしょうから、こういうのは増えていくでしょうね。女子枠は予想通り賛否両論かな。競技プログラミングって言う学問系競技の運営をしてるんですが、「女子枠」に関してはやっぱりかなり賛否が分かれるテーマだったりします。
割れる理由は「平等性」とか「公平性」だと思うんですが、僕自身としては、「女子が少ない事自体が女子の減少に繋がっている」という状態の場合のみ、「女子枠」で一時的にその状態を解く、という選択肢はあると思います。
学問をする場所なので、適性がある人がやっぱり来てほしいし、「女子枠」の創設によって、一時的に平均レベルが下がるのであっても、本来適正が高く、興味さえ持ってもらえれば活躍できるであろう10年後の女子を拾い上げる目的であれば、十分にありな選択かと。ニュースだけだと、本当にありかなしかは判断するのは難しいです。女性優遇でも男性差別でもなく、チームミックスで学ぶ方がよい教育になるという研究結果があったのですよね。つまり学生全体の利益のためです。