• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

沖縄コロナ981人、過去最多更新 年明けからの感染者2000人超

220
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • badge
    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    多くの先進国で起こっていることであり、日本で遅れて生じることが十分予測されていたことですので、数字が急に増えても今になって驚くことではないと思います。このような急増は、東京や大阪でも遅れて起こることが予想されます。

    実際にニューヨーク市で先んじて経験していますが、検査を受ける列、救急の景色などが一変しました。この速さはデルタ以前で経験のなかったものです。

    オミクロンの「違い」はまさにここにあり、都市の機能を停止するような政策がとられなくても、感染者の急増によって社会機能の一部が停止してしまうような影響がもたらされてしまう可能性があります。「重症者数」など何か一つの指標に焦点を当てすぎてしまうと誤るかもしれません。

    一方で、良いニュースもあります。これがデルタ以前であれば、この数字の増加は即医療機関の負担の急増につながっていた可能性が高いですが、医療機関への負担増加は、この数字と並行してすぐに起こるわけではありません。軽症者の割合が大きいからです。英国からは、重症化率は約1/3に、私の所属医療機関では、重症者の割合はここまで約半数に減っているとしています。

    このため、医療機関としての問題は、入院病床が埋まってしまうことよりも、(感染が広がりやすいため)医療スタッフの確保になる可能性が高いと思います。早い段階から、医療スタッフのブースター接種を進め、コロナ陽性・陰性といった結果に関わらずN95マスクを標準装備する、会議は全てリモートにするなどといった対策が医療機関を守り、結果として医療機関の安全な運営につながります。より多くの患者を診療する体制を整えるプロセスよりも準備は迅速にできますし、そういった対応が流行前の地域でも求められると思います。

    とにかくまずは、リスクの高い人からしっかりと着実にブースター接種を進めていくこと、これが大きな鍵になると思います。幸い、ブースター接種まで受けて重症化するケースはほとんど全くと言っていいほど経験されていません。


  • badge
    専修大学 商学部教授

    このような速度の拡大は先行する海外の状況を見ると予想できていたはずですが、政府が年末年始に行動制限策を実施しなかった理由は「感染者がほとんどいない中での実施は世間からの支持が得られないと判断した」からでしょう。年末年始の行動制限がなかったことにより、ほぼ気兼ねなく帰省や国内旅行を楽しめ、観光や外食産業の影響が大きくなかったという良い面もありました。

    過去の報道を見る限り「何もしないこと」への世論の疑問は少なかったと思います。「オミクロン株は(適切な医療を行えば)軽症にとどまることが多い」という海外の事情を踏まえ、世論を最大限重視する方向から、敢えて行動制限を行わずともリカバリーできる可能性に賭けたのだろうと思います。

    年末年始の観光や人の交流を通じて沖縄県内で広がったものや、米軍関係者あるいは県外から持ち込まれたものも特定できないながら強く想定されますが、許容していたのは大多数の私たちなのですから、米軍関係者や県外から沖縄でリゾートを楽しんだ方の責任を一方的に問う論調には疑問があります。

    しかしこれ以上の拡大は「病院外来等での初期の診療が受けられない恐れが高まる」ことから避けられるべきでしょう。沖縄県内外の人流にも同様に制限がなかったことから、年末年始を利用して同県を訪問した方を通じて、早いスピードで全国に拡散していると思われます。他方、全国でも沖縄とは別にクラスターが起きていると思います。

    オミクロン株は、重症化しにくい傍らワクチン2回の接種後6カ月以上経過した場合効果が見込めないとされます。3回目接種が出来ない限りは接触を避ける以外に回避の方法はなさそうですので、危険と思う方は政策を待たずに可能な範囲での自己対策が良いと思います。

    オミクロン株の留意すべき特徴は、
    ・感染力が非常に高い
    ・感染から発症までと回復するまでも非常に早い
    ・軽症にとどまる場合が多いが低確率で重症化、死亡もある
    ・従来型ワクチンの2回接種で獲得できる抗体では十分に対抗できないが、3回接種である程度の抗体が獲得できる

    米国CDCが推奨している行動指針を以下のコメントでまとめています。
    「『接種証明で制限緩和』適用要件厳しく 政府検討」(日本経済新聞 2022年1月6日)
    https://newspicks.com/news/6537734?ref=user_1310166


  • badge
    東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 小児科医・アレルギー科医・医学博士

    山田先生のおっしゃる通りです。

    もうひとつの視点として、感染力の強さから『医療者の休職者数』が増加し、『そもそも医療機関の稼働率が下がってくる』ことが今後問題点となると思われます。

    ▷医療従事者 220人休職 那覇市立病院 一般外来休止へ 赤十字病院 救急診療を停止
    https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/890737

    2021年12月29日までの英国からのオミクロン株に関するサーベイランスデータから考えると、もちろんブースター接種も重要です。

    ファイザーやモデルナを2回接種後20週で、ワクチンの感染予防効果(入院や重症化予防ではない)が10%程度に低下するものの、3回目接種後2~4週目に効果は、約65~75%まで上昇します。

    とはいえ、この効果では『ブースターをしても罹る可能性は十分ある』友言えます。
    なお、オミクロン株の入院リスクはデルタの約3分の1、ワクチン2回接種後は、ワクチン未接種に比べリスクが65%低下、さらに3回ワクチン接種後81%まで低下するようです。

    https://newspicks.com/news/5512167?ref=user_5351485

    ですので、『ブースター接種はとても重要、しかし感染拡大はある程度避けられず、一定の入院数の増加になってくる可能性は高い、そのうえ医療機関の稼働率は下がる』というフェーズに入ってくるのではと予想しています。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか