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それだけアメリカでの責任も大きくなったと言うことでしょうか。
トヨタの時価総額はGMの約3倍ですから、かつてビッグ3と呼んで憧れた米国の伝統的自動車メーカーをトヨタが凌駕したことは明らかです。米国内でトップに立つと米国民と米政府の反発がきついから抑制しているという真偽不明の噂を耳にしたことがありますが、意図せず抜いたということでなければ、今やそうした遠慮も要らぬほど強くなったわけですね。
その一方、販売台数でトヨタの10分の1程度のテスラの時価総額が今ではトヨタの3倍を超えました。トヨタが得意なハイブリッド技術を排斥する方向でEV化を進める国と地域が現れて、クルマは人が運転するものという考え方に根差した日本の規制で出遅れた自動運転技術の開発が世界で進む中、テスラの躍進は未来の自動車産業の担い手の在り方を暗示しているのかもしれません。
平成時代の初めころ、豊かな日本にはトヨタ、日産を始めとする自動車産業と、日立、松下(パナソニック)、東芝、日本電気を始めとする電器産業の2本の柱がありました。電器産業が力を失って新しい産業が育たぬ日本に唯一残った裾野の広い産業が、トヨタの頑張る自動車です。この先、EVと自動運転で自動車と社会の在り方が変わってテスラを始めとする新興勢にトヨタが負けたら日本の未来は真っ暗です。米国の販売台数でトップになったのは心強いですけれど、1000キロ走る電気自動車や自動運転タクシーといった話が俎上に上る中、変化に遅れず頑張って欲しいと日本の未来のために念じます。(^.^)/~~~フレ!
敵失とはいえ、かつては米国市場で日本車メーカーが販売1位になるなど誰が想像したでしょうか。個人的には非常に感慨深いです。

トヨタの米国市場への挑戦は1955年にクラウンを輸出したことから始まります。
ただし当時のクラウンはハイウェイでの馬力不足、オーバーヒート、激しい振動などを起こして早々に輸出を停止しました。トヨタにもそんな時代があったのです。

その後、1970年代に米国でマスキー法という厳しい排ガス規制が導入され、小型の日本車が人気となり、日米経済摩擦を引き起こすほどに輸出が増加。デトロイトの米国メーカーの工場では日本車をハンマーで叩き壊すような抗議行動が起こりました。

米国政府の要望を受けて1980年代以降は日本メーカーが現地生産工場を次々と立ち上げ、現在米国で販売されている日本車の多くは米国製になっています。
トヨタの現地生産工場の第1号はカリフォルニア州のフリーモントにGMと合弁で立ち上げたNUMMI(New United Motor Manufacturing)で、カローラベースのクルマをトヨタ、GMで外観を変えて両ブランドで販売していました。(2010年この工場はテスラに売却されました。)

米国で大衆車メーカーの地位を確立したトヨタは、1989年に高級車ブランドレクサスを導入。1999年にレクサスは米国高級車市場で販売1位を達成します。
その後もトヨタの勢いは止まらず、2008年にはGMを抜いて世界販売1位になります。GMはリーマンショックにより倒産。政府の援助を受け米国市場ではなんとか1位を保ってきましたが、今回母国でもトヨタに首位を明け渡すことになりました。

一方、GMの社長を務めるメアリー・バーラ女史は、父親がGMの工場作業員、本人も高卒後にGMの職業訓練学校に入学した後GMに入社したという叩き上げで、2014年の社長就任後はGMの業績を立て直し、トランプ大統領の圧力にもひるまず米国工場のリストラを断行しました。
女傑バーラさんは今回の結果をどう思っているのでしょうか。

今後「電動化」に主戦場が移ります。昨年GMは2035年までに全乗用車をEV化するという衝撃的な発表を行いました。トヨタも先日電動化についての記者会見を開きましたが、欧州メーカーも含めてこれからは新たなステージでの戦いに移っていきます。
この記事ではないですが、下記の記事中のGMとトヨタの「米乗用車販売台数の推移」のグラフをみると、まるで、太平洋戦争の時の兵站(物資補給ラインと運営)をみるようです。

デトロイト勢の供給難、EVで再燃も
https://jp.wsj.com/articles/evs-could-revive-detroits-supply-chain-woes-11641334955

GMが当時の日本軍で、トヨタが当時の米軍。戦いに勝つためにに「兵站」がいかに大切かを痛感します。

「今はJust in timeの時代ではない」という米国政府関係者のコメントもありましたが、このグラフをみると、「Just in timeは普遍的な価値を持つ」ことがわかります。

たぶん、多くの人が勘違いしているのは「固定化されたJust in time」と、「生きていて常に変化するJust in time」の差でしょう。

ちなみに、ビジネスにおける「兵站」は「SCM(サプライチェーンマネジメント)」です。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
そうなんだ…と感慨深いです

米国以外のメーカーが年間販売首位になるのは史上初

私が良く行くカリフォルニア州では、日本車のシェアが高いですが、中西部に行くとゴツい大型のアメ車が多いです。中西部の広大な大地にはアメ車が似合いますが、海外で、日本の車を見ると、何故か安心するのは、やはり日本人だから…

かつて日本車パッシングが酷かった頃、日本の国旗が燃やされる事件が発生しました。あの頃より、ずっと現地に溶け込んだトヨタ、そしてホンダと日産。
日本政治が頼りなくても、自動車産業はこれからも強く成長して欲しいです。
もはやTOYOTAは外国車ではなく、自国の車として認識されてるっていうことなのかな。
2021年上半期で、
GM137万台
トヨタ124.7万台
でした。

https://www.hyogo-mitsubishi.com/news/data20210820100000.html

GMは下半期で84万台しか販売してない、異常事態ですね。

トヨタを称賛してる場合ではない様な。
ついに!
自動車は、販売網やメンテ網も重要だし、中古価値もある。交換サイクルも10年前後になることが多く、家電製品と比べてシェアはジワジワとしか変わらない。
社史の、50年代後半の進出時の状況が下記にある。高速道路での性能低下とか、ヘッドライト規制への対応とか。そこから50年以上かけての首位。
https://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/text/taking_on_the_automotive_business/chapter2/section9/item5.html

とはいえ、コメント欄にいくつかあるように(有難うございます!)定常状態でのトップではないところは複雑性もある。

なお、下記記事が面白く、各種で最も売れているモデルトップ3が図で分かりやすい。
SUVだらけ(そしてそこはBig 3の生命線)。東西の一部の週でトヨタとホンダが入っていて、それはSUVではない。そしてトヨタのSUVはハワイのTacomaだけ。
https://newspicks.com/news/6215455
半導体調達力の差が如実に出たということか。GM, Fordらとピックアップトラックでは勝負にならない中で米国で製造し、部品を現地調達し、販売台数をかせぎ、米国OEMと戦うのは簡単ではない。TVCMなどでもトヨタは相当現地でしっかり受け入れてもらえるようなメッセージや内容になっている。

ちなみに全米で1番売れてる車種は大体は毎年同じでFord F150というピックアップトラックである。あと、アメリカでは伝統的にセダンが売れる。ここは日本とは国柄や道路事情が違うところ。
2021年の米新車販売台数で、トヨタ自動車が米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜いて首位となった、と日経新聞やロイター通信が報じています。
「米国以外のメーカーが年間販売首位になるのは史上初」

トヨタ米販売、21年に初の首位 90年君臨のGM抜く(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN04AR10U2A100C2000000/

トヨタの21年米自動車販売、GM超え初の首位(Reuters)
https://newspicks.com/news/6533336
日本最大手の自動車メーカー、世界でもトップクラス。傘下に日野・ダイハツを有し、SUBARU・マツダ・スズキとも業務資本提携。HV技術をベースにPHV、FCV、EVを展開。北米を中心にレクサスの販売も。
時価総額
62.9 兆円

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